農暦四月十七日。晴。早晩に中環の某所で立食の懇談会あり、それから参加者引き連れFCCの中華で会食。最低消費がHKD10Kのところ7.5Kで収まってしまいHKD2,500は捨て金か、と思つたら「ワイン購入でお持ち帰りなさいませ」という配慮授かりCh Lascombesのセコンド5本となつた。払つてるおカネとはいへ、どこか得した気分。帰宅のつもりが知己のI氏と邂逅で一酌。
▼毎日新聞の山田孝男氏が連載(風知草)で東京五輪疑惑について電通を突いてゐる。メジャーのマスコミが電通に物言ふとは、これだけでもニュースだが毎日新聞だからできるのは、もはや毎日が電通からも多少距離があるからか。つまりあまり相手にされないくらゐの位置。原発だつて山田孝男だからだが反原発を主張できる。だから毎日新聞を購読して支へることが大切。だが今更、毎日を読むといふことはかなり明確な意識がないとあり得ないこと。このまゝ「新聞離れ」続けば毎日どころか朝日も危ないわけで、記者の人件費と特定の部署のブラック企業的劣悪な労働環境見直すことが前提だが、近いうちに新聞も朝日と毎日の経営統合とかもあるのでは。読売と産経はさっさと合併しちまへば良いのだが。日経は日経を読んでいればビジネスがわかつたつもりでゐるオトーサンたちで保つてはゐるが読まなくても何を伝へるかわかる点ではアタシの中ではいちばん期待度は低い。株屋や相場師もネットの時代で日経の株価欄など見る時代でもないわけだし。