富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

中国とは(我々にとつて)何か

癸卯年十二月十七日。気温摂氏▲2.7/11.3度。晴。

大相撲初場所十四日目。昨日迄二敗に横綱照ノ富士大関霧島と関脇琴乃若。本日、大関豊昇龍休場で照ノ富士不戦勝で運も味方。琴乃若が霧島破り二敗。明日、琴乃若が翔猿に負け霧島が横綱破れば三敗での巴戦となるが横綱に俄然、分があるのではないかしら。

親しみ「感じない」…過去最高 中国86%、ロシア95% 韓国は「親しみ感じる」が上回る 内閣府調査:朝日新聞

本当に親しみを感じるのか嫌ふのか、結局のところ政治的関係による時勢で世論など不安定。日中国交再開で親中と感じる人が今は中国を厭ひ台湾贔屓となる。節操も何もない。そのやうな世相のなか中国大使退任の垂秀夫さんのコメントにまことに納得。

中国と言った時、それが共産党政権なのか、中国の人々なのか、中国社会なのか。さらに言えば、今だけじゃなく、長い歴史的な流れで見た時に、色んな答えが出てくる。

何十年も中国に関わった日本人として、中国社会が昨日より今日、今日より明日と、良くなってほしいと願っている。しかし、中国の社会を変えていくのは彼ら自身だ。中国共産党にも歴史的な使命がずっとあった。失望とか何とか、大それたことを言う立場ではない。今後の中国を決めるのは中国の人々です。