癸卯年八月初十。気温摂氏17.0/25.8度。秋の彼岸で一気に気温も下がり秋めく。シャツを長袖にしてカーディガン羽織る。
ハイビスカスは咲き始めが遅かつたこの夏のあいだ随分と目を楽しませてくれた。それにしても葉を蝕む輩の活動著しく毎日それの駆除に追はれた。ワタノメイガ（綿野螟蛾）の幼虫。この黒い粒々の糞の量の通り猛烈な食欲で葉を綴つて（丸めて）その中に生息する。葉を丸めるのでハマキムシ（葉巻虫）とも呼ばれる。悪気もないのだらうしハイビスカスの葉の量からすると全滅の被害には至らないのだけれど。
大相撲九月場所千穐楽。三敗でこれに勝てば優勝の熱海富士は朝乃山に敗れ貴景勝も大榮翔破り四敗。高安は大関霧島相手に結びの一番で、これに勝てば三者での優勝決定戦に。高安にとつて八度目の優勝争ひ。だが今回も賜盃に届かず。優勝決定戦は貴景勝が立ち合ひで熱海を焦らすに焦らして仕切りにきちんと手もつかずに取り組み成立で右に身をかわして相手に相撲とらせず叩き込みで呆気ない勝利。花道を下る熱海富士は悔し泣き。21歳の平幕最下位は大関が熱海の右差し嫌ひあんな手に出るとまではとても冷静に考へられなかつただらう。そんなこと冷静に考へてゐたら大関の次の手に引っ掛かるだけだが。
ネット上にはかなり貴景勝に罵詈が掲載されてゐた。そりゃさうだらう。だけどさま／＼な御仁もゐる。
結果が全て、は確かに。だけど大阪万博失敗したときも「結果が全て」と云るのかしら。
大関豊昇龍が千穐楽で勝ち越し。関脇琴ノ若も不安定だつたか９勝、正代も７敗でアトがなかつたが13日目から三連勝で勝ち越し。琴手計も勝ち越しを決めたが東幕下九枚目で4-3なので十両昇進は九州場所に期待。大賀君は東幕下57で勝ち越し。弟の丹治君は東三段目5で6勝1敗と善戦で来場所の番付で兄弟が何う並ぶかしら。
