富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

阪神18年ぶりリーグ優勝

癸卯年七月晦日。気温摂氏23.6/31.9度。晴。

赤木さん妻の請求棄却 森友「不開示」取り消し訴訟 大阪地裁:朝日新聞デジタル

「存否を明らかにすることで捜査に支障を及ぼす可能性がないとは言えない」なる茶番判決なり。

今日の朝日新聞(夕刊)に歌舞伎評が二つ並ぶ。照らし合はせて読むと面白い。

児玉竜一(歌舞伎座「秀山祭」評)〈金閣寺〉勘九郎の東吉は引き締まった演技だが役の設定は小柄、身長180センチの吉右衛門がそう思わせた細心さを加えたい:朝日新聞

村上湛(国立劇場)〈吉野川〉真女形としての大成を確信させる雛鳥役の梅枝:朝日新聞

芝居の感想的に良い、悪いではなく何を見せたいのか何を見れば良いのかをきちんと提示すること。湛先生が梅枝、萬太郎に期待込め、そして橘太郎(腰元小菊役)に目を向けられた。

歌右衛門は花道の出の一足に娘の行く末を思う母・定高の憂慮を刻み、吉右衛門は息子たちの非業を悼む「閻魔の庁を名のって通れ」の一声に父・大判事の慟哭を籠めた。今月の役者たちみなそれぞれ今後も期待される重ねての上演を通じ先人の芸魂に堂々と応えてもらいたい。

スポーツ中継に興味もないが野球は巨人軍不調が嬉しく(読売から自民党の臭さ)アンチ巨人阪神社会党、ビデオはVHSではなくβである。その阪神が今季後半戦は勝率8割余で残15試合で2位広島に13ゲーム差で優勝。18年ぶり。甲子園で巨人を破つての優勝。

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家人の甥が阪神の選手ではないがベンチでチームにとつて大切な仕事を担つてゐることもあつて身内贔屓もある。
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6月で「あゝやっぱり……」で失速するのか思つたが。これが大阪万博ので追ひ風になることを期待したいものである。