癸卯年七月廿八日。気温摂氏24.5/30.3度。晴。鉢の木(南町4)の栗蒸し羊羹は先週金曜から上市(Shàngshì)のところ台風は来るわ(13号)、週末は混雑するだらうで今日何本か(棹といふには小ぶり)注文しておいた。今日、急な用でお会ひすることになつたAさんに一本差し上げたのだけれど彼女は昨年も全くの偶然で母にこの羊羹を届けるときに母はAさんと中川樓(裡信願寺丁)とお昼に会食で、そこに羊羹を届けたので一本差し上げてゐた。二年も偶然が続くと「来年はさて何うなるかしら」と笑ふ。
水府では彼岸の前この鉢の木の栗蒸し羊羹が供されると、もう秋かといふ季節感。昨秋だつたか、これを
鉢の木の栗蒸し羊羹 水戸の秋
と詠んでみたが、音は中国語こそきれいなはずで
鉢乃木的栗蒸羊羹、彌都的秋
とナンチャッテ中国語化すると(水戸は「Shuǐ Hù」と二音節で語呂が悪いので「彌都」と当て字に)
Bōnǎimù de Lìzhēng Yánggēng Mídōu di Qiū
と音的には五七五化してゐて面白い。