富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

大正5年以来の慶應高校優勝(甲子園)

癸卯年七月初八。処暑。気温摂氏26.7/32.7度。幾度か驟雨あり(4.5mm)。水府の仲町通り棚倉街道角にある洋装店(KIVAS)で期間限定でイラスト画の展示あり。

家人がこの洋装店の店内で飼われてゐる子犬にぞっこんで一度遊びたかつたこともあり店に入るきっかけにもなるかと。作家(KIKUCHIHIDEAKI)は水府の黒羽根町でレコード店も経営。作品は何とiPhoneの無料アプリのイラストレーターで描いてゐるさう。iPadではなくiPhoneで、である。こんな小さなイラスト(上)でも小さなホクロまで見えるから。会場には、そのイラストをもとに拡大してアクリル絵の具でペイントしたキャンバスの作品もあり。

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さしづめ落語のマクラなら「慶應が甲子園で107年ぶりの優勝だつていふけどね、慶應は西暦なら1868年に終はつてゐるから143年ぶりだよ」「何を言つてゐるんだい」かしら。

仙台育英〝魔の五回〟「オッケー」「オーライ」慶應の応援の凄さに互いに声が聞こえず落球 :朝日新聞

慶応の最初の打者のホームランから、もしかすると試合が始まる前から「慶応が勝つ」空気の流れは始まつてゐたのかもしれない。それにしてもそんななかで味方同士の声も聞こえないほどの相手チームへの声援のなかで試合をすることになつた仙台育英は惨めすぎないか。

町田樹「スポーツにおける感動の意味」 NHK解説委員室

近年、アスリートには競技を行うこと以上の、何かプラスアルファが求められているような気がしてなりません。周囲が「スポーツの力で感動を与える」などと発言すればするほど、アスリートはどうしても「自分のパフォーマンスで感動を与えなければ」と、余計な責任感を感じてしまいます。それだけならまだしも、感動をもたらすことができなかったときなどには、「自分は役に立てなかった」と自責の念に駆られてしまうアスリートもいるかもしれません。このようにアスリートはいまや、社会やマスメディアがつくり出す、「スポーツも社会の役に立たなければならない」、という空気を気にしなければならないようになってきていると思います。だからこそ、アスリート自身も安易に「感動を与える」などと発言しないよう気をつけなければなりませんが、一方で、私を含めて、スポーツを「観る」側、「語る」側の人たちも、アスリートからそのような言葉を引き出そうとすることを自制する必要があるのではないでしょうか。

福島核禍での処理水放出。香港政府は海域10都県からの水産物輸入を停止。豊洲からの水産物も入らなくなることで香港の日本料理店の打撃はいかほどのものか。


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水産物や農産物の海外輸出が望めないなら国内消費が重要になるかもしれない。

首相動静(22日)10:01 東京電力福島第一原発の処理水処分に関する関係閣僚会議。18:32 芝の「ホテル ザ セレスティン東京芝」フランス料理店「ラプルーズ東京」で根本匠・岸田派事務総長、森義久全国商工会連合会会長、轡田倉治福島県商工会連合会会長と食事。