富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

癸卯年三月廿四日

気温摂氏12.0/18.9度。雨(13.5mm)。昨晩遅くに悪寒がして体温を測つたら摂氏37.9度。温かくして寝て汗をかけば少しは良くなると思つたが午前中、一ツ時平熱に戻つたがまた午後また夕方まで熱が上がる。これは葛根湯などでは無理かと解熱剤、ユンケル、ゼリー状内服剤を入手して早晩には熱は下がる。本日は水戸芸術館で水戸室内管弦楽団(MCO)の第111回定演あり。

マルタ=アルゲリッチ刀自MCOと5回目の共演(指揮はセイジオザワ総監督の信頼厚きディエゴ=マテウスで芸術館の今年目玉の演奏会がこれ。アタシらはアルゲリッチのピアノソロだつたら、と思つて静観。久ヶ原T君にテケツ入手頼まれお取りしてT君が寒梅の2月以来の来水。コンサート終はり予定終了時間が21:10でT君は21:37の品川行き特急に乗りたいので芸術館近くに家人運転の自家用車でスタンバイしてT君を水戸駅まで送る。

プロコフィエフ交響曲 第1番 ニ長調 作品25 〈古典的〉
ストラヴィンスキー組曲〈プルチネッラ〉
コダーイ: ガランタ舞曲
ラヴェル: ピアノ協奏曲 ト長調

ラベルが終はつたところでアンコール前であらう、芸術館を出て小雨のなか水戸駅まで急ぎ足といふか小走りに1.5kmのレース開始の観客少なからず。とにかく路線バスなど21時すぎに何本くるか、なのだ。T君の話ではアルゲリッチ刀自はアンコールで一旦舞台から退いた楽団員呼び戻し協奏曲の第3楽章を再演だつたさう。