富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

マスク外さぬ日本

癸卯年閏二月廿一日。気温摂氏6.5/24.9度。危うく夏日の暑さ。水戸地方気象台は台地の崖際にあり風の通るところ。市街地は実際には摂氏25度以上だらう。晴。夜になり風強し(MIWS14.5m)。アタシは花粉症もないし寒さも薄らいでから普段はマスクなど一切してゐない。昔から電車のなかとか排気ガスがきついとか、さういふ場所ではマスクしてゐたので、そこは昔の通りしてゐるが。マスクをしてゐないアタシを避ける人もゐないがアタシがマスクしてゐないことが、その場の調和を乱してゐることがあるやう。とくだんアタシがそれを気にもしてゐないが。誰もアタシに「マスクをしてくれ」とは根拠もないからいへないのだが。マスクといふのは自己防衛であつて他人にしてもらふものではない。

「マスク外さぬ日本」着用なお9割、ファミマなど推奨多し - 日本経済新聞

マスク着用ルールが個人の判断に委ねられて13日で1カ月を迎える。民間調査では9割がマスクを着用し続けているとしAeonやファミマなど従業員に着用を推奨する企業は依然多い。いち早く新型コロナウイルス後の「正常化」に踏み切った欧米諸国の着用率は昨夏時点で5割を切っており「マスクを外せない日本」の姿が鮮明だ。

この国はどこに向かつてゆくのかしら。思考と判断の欠如。