癸卯年正月廿六日。気温摂氏▲4.6/7.7度。快晴。今日のやうな寒さがあと数日はあるさう。霜柱がずいぶんと立つてゐる。
早々に確定申告の書類準備を済ます。必要なものは予め少しずつ整理してあつたので記入するだけで早いもの。デジタル化には慣れてゐるはずのアタシも確定申告は未だにデジタルフォームに入力したものを印刷して税務署に提出。e-Taxのやうなシステムも使へるはずなのだが利用者認識番号とか取るのが面倒さうで手を出さず。マイナンバーがあるのだからマイナンバーをそのまゝ使へば良い気もするがマイナンバー取得は任意なので別な利用者認識番号が必要で、それは税務署毎の整理番号とは別もの。しかしその利用者認識番号を取得するのにマイナンバー利用したマイナポータルが必要だといふのだからおかしな話。結局、中途半端にしかシステム化ができず結果、面倒な手続きとなる。
水戸新市民会館と京成百貨店結ぶ上空通路事業費8700万円増(茨城新聞)
こんな歩道橋建設に6.3億円。20年で減価償却なら1日に86千円。
NHKホールだとか明治座から帰路につくなら渋谷や原宿、人形町の駅まで人は歩くが新市民会館の行き来にどれだけの人がこの歩道橋を使ふのか。みんな路線バスにも乗らず自動車なのだ。夜のコンサートが終はつた時間には京成百貨店は閉まつてゐて歩道橋を渡るはずもない。1日に100人が渡たとしたらコストは1人あたり860円である。この歩道橋設置は公共事業で京成百貨店の費用負担ナシだつたが京成のコロナ助成金不正受給の罰金を国に上納なら歩道橋建設費用は京成負担でお釣りまで来るか。
国立劇場あぜくら会の会報で制作OBの織田氏が昭和51年の松緑Ⅱが二か月で知盛、権太と狐忠信の三役の映像を見ながらトークをされた記事を読む。紀尾井町は忠信は菊五郎、知盛は海老蔵(十二代目團十郎)、権太は吉右衛門Ⅱに役を託したいとしたといふ。
経済悪化に備え残しておくべき金融緩和を使い果たし2%目標を達成できないまま日銀を去る黒田総裁。信念はさておき失敗の理由は何だったのか言葉を尽くして説明してほしい。