富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

第67回有馬記念(G1)イクイノックス

壬寅年十二月初三。最低気温(水戸)摂氏▲1.6度。昼前に上野。こゝまで外国人観光客か喜之字屋でかけそば啜りアメ横も随分と人出あるなかを抜け白山眼鏡店。2019年に香港の白山眼鏡扱ふ店で拵へた中近両用の眼鏡がだいぶ度数が合はなくなり連日かけてゐるので柄の部分も少し劣化してゐて修理も請ふ。東都の昼は気温13度で風もなくコート脱ぎセーター一枚で心地よいほど。K君と会ひ毎年恒例の有馬記念の場外観戦と忘年の酒飲み。昨年はエフフォーリア(横山武)の圧勝で2着のディープボンドといずれも今年も参戦。皐月賞とダービー2着で秋の天皇賞とつた3歳馬のイクイノックス(ルメール騎手)1番人気で3歳馬5戦目での優勝に期待で◎を打つ。2番人気は春の天皇賞宝塚記念を制した(凱旋門賞は着外)タイトルホルダー(横山和)でQEⅡ杯の牝馬◯ジェラルディーナ(デムーロ)が3番人気。ジャパンC勝利の▲ヴェラアズール(松山)である。この秋のG1は回収率も220%と好調だつたので◎に強気の年末単勝1点買ひ。

f:id:fookpaktsuen:20221226074116j:image

タイトルホルダーがハナをとりディープボンドが追走。3角の位置とりでルメールが◎を少し外に出して4角から一気に先頭にたちルメール騎手は後続振り返る余裕で2.5馬身差の圧勝。恐れ入谷の鬼子母神とはまさにこれ。○は3着で2着に来年2月で騎手引退で調教師となる福永のボルドグフーシュ(6番人気)が入る。結果論だが馬で迷わずにルメールデムーロと福永の騎手3点盛りもイケたかもしれない。

f:id:fookpaktsuen:20221226105126j:image

それにしても年末で日曜の聖誕祭とあつてまぁどこもかしこも異教徒の人出甚だしく外国人もかなり多くコロナ前を彷彿。新宿西口で鮨いしかわ。アタシは有馬記念的中🎯でほくほく顔でカウンターにつくなり親方に「良かったですねー」と笑はれる。

f:id:fookpaktsuen:20221226105134j:image

よく「とりあえずビール」で酒になるが最初からお酒をいたゞいて魚介をツマミにしてお鮨を少し握つてもらひ酒で喉も乾いてゐるところに食後、口直しにビールといふのもなかなかオツである。帰りの電車も混雑してゐて特急は窓際の席がずらーっと埋まつてゐて誰かの隣の通路側席となつたがコロナで隣席に坐ることだけで本当に恐縮。