富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

陰暦七月廿日

気温摂氏23.1/29.9度。曇。ぐっと涼しくる。今回の第七波になつてアタシの近いところにゐる方が同居する母親の感染で濃厚接触のため自宅に自主隔離したり先日食事会でご一緒した方も二日後に発熱で感染と連絡があつたり感染が自分のすぐ近くに来てゐる。感染者と接触が疑われても発熱など症状が出なければ「そのまゝ」。三三師匠の明日のイイノホールでの定期独演会も師匠感染で中止に。自分が感染してゐないのが不思議なほど。今晩久々に冷房のない寝室のベッドで寝る。これまでは冷房を29度設定にして畳間で寝てゐた。寝室の室温は28度だつたが、それで少し涼しいと感じる。

ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』に続き室橋裕和『日本の異国:在日外国人の知られざる日常』(晶文社)読む。

竹ノ塚 八潮市(埼玉) 代々木上原 西葛飾 高田馬場 池袋 光が丘 大和市(神奈川) 茗荷谷 八王子と成田市(千葉) 御殿場市(静岡) 蕨市(埼玉県) 川口市(埼玉県)

この都内や近郊の地名から、そのエリアがどんな移民社会なのかどれだけ想像がつくかしら。竹ノ塚がリトルマニラ、ヤシオスタンと呼ばれるほどパキスタン人多い八潮、東京ジャーミイ(モスク)のある代々木上原、西葛西のリトルインディア、ミャンマー系多くリトルヤンゴン高田馬場池袋西口広場にあつたバングラディシュ独立のシンボル、光が丘でモンゴルの春祭り、神奈川県大和市の昭和の巨大団地はベトナムカンボジアラオス人が多くインド人でもシーク教徒は茗荷谷に住まひタイ人は茨城県に多いが八王子と成田にタイの仏教寺院がありクルド難民は埼玉の蕨市に。御殿場のアウトレットで働く中国人。著者はあちこちのかなり個性のあるエスニックシティを取材し続ける。そしてこの本では最後に「多文化共生」の最前線として西川口のある川口市をかなり総括的に俯瞰して最後、新大久保に「未来の日本」がそこにあるか?と問ひかける。

買春容疑の香港警察元国安警察トップの刑事裁判始まる(明報)

香港警察が不法買春のエロ按摩を摘発して客もお縄にしたら、その一人が香港での国安法施行に合せ中共中央政府の肝いりで設立された香港警察の国安警察部署でトップの蔡某……このニュースは香港市民にとつて一服の清涼剤となつたものだが蔡本人は性服務を否定して香港警察も証拠不十分で休職復帰後は国安処を離れても人事&訓練のトップといふ内輪への甘々措置。完ぺきに腐りきつた体制なのである。

自民党統一教会東京五輪と体制側の醜聞アトを絶たず。

▼「アベノマスク」など30万枚再資源化と政府答弁書 アベノマスクの残骸は再資源化(じつは焼却)できてもアベ政治は核廃棄物並みに後世に宿痾だろ #アベ政治は許さない #金子兜太 https://t.co/1ColXjGFeW