未明に、といひたい時間だがすでに空は白んだ午前四時すぎに陋宅集合住宅の火災報知器が鳴り誤報もないシステムなので外に出てロビーにある集中制御盤を確認したところ２階（だが階下の地下駐車場が坂に面してゐて１階）でロビーフロアで報知器が作動してゐるのだが火の気もなく一先ずサイレンを一旦停止したが数分後にまた鳴り始めること数回。このときにやつとロビーフロアにある１戸の方が出てきて結局その方と１時間以上の対応にあたることになつたのだが８戸ほど居住してゐるのに誰も確認にも出てこない。最初から「誤報」と確信なのか。ロビー階にある倉庫の扉外の小さな警報ランプがついてゐるのだが、その報知器を具体的に何かしないといけないやうで某作業会社の倉庫になつてゐるのだが施錠されてゐるし消防署に119番して警察と消防もきて（それでも誰も居住者は出てこない）現場検証で消防がマンションの管理会社に連絡して倉庫の鍵の暗証番号も得て内部に入り倉庫内のトイレ天井にある報知器が（おそらく湿気で）作動してゐて、それを取り外し制御盤を最も元のところでリセットして（これはアタシがやつた）倉庫を使つてゐる会社の人も来て、あとはそちらにお任せで陋宅に戻るまで一時間半近く。火事でなかつたのは幸はひだが、こんなときにでも協調もせぬ「新しい生活様式」とは。昔のお節介で他人の生活に関与する社会が懐かしい。消防隊の行動を近くで見てゐたが印象的なのは現場の指揮官への報告と指示あつての行動の徹底（余程の生命の安全が脅かされるやうな状況での火急の判断と行動は別だらうが）。現場でのあらゆる情報の記述記録（まるで文化人類学のフィールドワーク手帖のやう）。そして現場に居合はせる警察の「見張り」ぶり。一番先に現れ消防を現場に誘導し消防退去まで確認して現場を離れていつた。消防隊の隊長が言つてゐたが火災報知器をよく「誤報」といふが結果的に火事でないと「誤報」とされるものゝ火災報知器は何らかの異常を検出して反応したわけで反応しなかつたら故障であり事故につながるのだから誤報といふのは正確ではないと。御意。
本日、気温摂氏17.4/22.4度。朝から本降りの雨で午後遅くから止んだが夜遅くまた大雨で雷も鳴つたさう。今朝の火災報知器騒動で睡眠不足で夜は早寝してしまひ雨があつたことも知らず。（本日の降水量は35.5mm）。
３月の福島県沖地震（16日）で東北新幹線が不通となり在来線の東北本線は運行されてゐても新幹線開通以降、長距離優等列車の運行がなくなつてゐたことから東京から仙台への鉄道移動では常磐線が俄然、需要増に。常磐線は311震災と核禍で不通区間が生じてゐたが昨年３月に富岡～浪江間が復旧して仙台までの特急（ひたち）が３往復運行されてゐたが需要に応へやうとJR東日本はいわき・原ノ町から仙台の区間で特急（Ｅ657系）をその区間「臨時快速」として延長運行する措置をとつた（常磐線原ノ町～仙台駅間臨時ダイヤによる運転等について - JR東日本）。特急の運転延長とせず「快速」としたことで特急料金など不要なのが良い。
そして国鉄色に塗装されて好評のＥ653系も東北本線で福島までの新幹線を仙台方面に接続する臨時快速列車として活躍してゐた。
▼強いリーダー経済界超え保守派の論客、葛西敬之さん死去 https://t.co/zHXA84Q9Ht
目をかけた安倍元首相には助言を続けていたようだった。「ドゴールの第五共和制の本を読むべきですと言ったんだよ」って……無理だって、晋三に読めるわけがないw 
