農暦四月朔日。今月もまた陰暦は陽暦より丁度一月遅れ。来月はもうズレるが暦を見たら今年（陽暦）は年末でも九日の違ひしかないやうだ。そんなことがわかるのも暦に陰暦の記載があるからで荷風散人が嘆いてゐたのは戦時中には農村も含め戦時体制での統制強化のため暦から陰暦が消されてゐたといふ。本日気温摂氏6.9/16.5度。冷雨（19mm）。晩は陋屋も寒く暖房を入れるほど。
２番人気のタイトルホルダー（横山和騎手）が出走からハナをとつたまゝ（ゲート開いて躓き川田騎手落馬で空馬で走り抜き２着のシルヴァーソニックも含め）他馬を寄せ付けず逃げ切つて７馬身差で優勝。祖父から親子三代の天皇賞（春）制覇。タイトルホルダーは昨年秋の菊花賞で、あのぶっちぎりは横山武騎手の閃きかと思つたが今回もまた素晴らしい。２番人気の三連複をゲット。
▼香港では行政長官選挙の候補者をメディアが招き問答大会ださうだが提灯選挙で候補者が李Ｐ家超一人の茶番選挙なのだから。それを党紙は「行政长官选举答问会实录」といふが李家超ノ選出ヂタイガ果タシテ「實」ダラウカ？ 李Ｐ家超はメディアの質問に対して政治改革（直選実施等）は優先課題ではないとして、あくまで「完善選挙制」（これはもはや固有名詞）の成果＝社会の安定を待つてから、と。この余裕が本当にどれほど香港市民の心の安らぎとなるか。
