富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

ぬりやでうなぎ

農暦三月廿三日。気温摂氏13.8/24.9度。快晴。武蔵野の国立より畏友Hさんが夫妻で来水。ご一緒に早晩に泉町3(大通り)のぬりや。


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ぬりやの白焼きはかうして須磨帆画像だと大きさが出ないが三枚(その内の一枚は半分重なつてゐる)で30cmほど。これが温かい内に頬張って御酒いたゞく美味さったら他にありゃしない。美味しい白ワインでも一度合はせてみたいもの。
夜の人出がそこ/\戻つてきた感あり(水戸市でも日の感染者は百人超なのだが、もう誰も気にしてゐない)。泉町會舘にあるWine O'clockに初めて寄つて葡萄酒を飲む。

パパヤナコス アシリティコ (白ワイン) - ギリシャこだわりの店 ノスティミア

このワインの輸入元も水戸にあるギリシャ食材のお店(ノスティミア)でした。この泉町會舘はアタシが幼い頃には夏祭りの寄合所くらゐにしかもう使はれてゐなかつたが昭和30年くらゐの建築にしては戦前のレトロ感たつぷりでかうして再活性化されてゐるのが素晴らしい。アタシの生家といふには厳密には祖父母は居住してゐたがアタシは住んでゐないが育ったのはこの三、四軒隣りでした。

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今どき「子供にみせたくない」ものはみんな須磨帆の中でしょ。雑誌なんて、そも/\手許にない。水府には駅前を中心に白ポストは昔から多くて白ポストは小さな錠前で施錠されてゐただけだから、それを開ければ中にはエロ/\なお宝が!と白ポストは社会を健全化するどころか青少年には余計な欲望を沸き立たせる装置であつた。確か昔は「子どもたちに有害な」だつた記憶。それが有害か無害か「評価」は六ッかしいところで少なくとも雑誌の所有者(これから家に帰る父親)にとつて「これは子どもには見せられない」は自分の判断でその雑誌を白ポストに投げ入れることは、それはそれで良い。だが実は「子供にみせなくない」ではなくて「妻にはみせたくない」が事実であらうし、それよりも白ポストに何か入れる現場を駅前で誰かに見られたら、それこそ恥ずかしいわけで白ポストなんてよくもかうして色も塗り替へられて令和の世まで存続してゐるものと驚かされるね。それに白ポストで何故、案内の文面だけポストと赤字なのでせう?


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(写真左)香港は2年に及び香港の居住者以外の入境を規制してきたが2年ぶりに入境禁止解くのだとか。今後は香港居民の戻りと同じく7日間の隔離。今更誰も入らうとも思ふまいに。
(写真右)香港で中等学校卒業試験のDSE(Hong Kong Diploma of Secondary Education)で受験生が受験校の外で朝早くから待つてゐたらジョギングで走つてきた黒装束の男が「頑張れよ!」と声かけ、それが周潤發(チャャウユンファ)なのだから九龍城は素晴らしい。