富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

処暑

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横浜市長選で投票前から野党統一の山中候補はスガ不人気で当確といはれてゐたが現職のIR市長、田中康夫に元神奈川県知事と顔見せでずらりの中で、まさかスガ懐刀の小此木某に18万票差とは驚いた。田中康夫が出馬してゐなかつたらダブルスコアになつてゐたかも。秋田籍のスガにとつて横浜がどれほど地元なのか知らないが東京五輪で日本選手が活躍してワクチンが功を奏し始め懐刀の小此木某を国家公安委員長国務大臣)まで辞めさせて横浜市長選に出せばIRも否定して「勝てる」選挙で自民党総裁選乗り切り衆院選挙も勝ち抜いて首相続投と……稚拙。もう誰もスガを必要としてゐないのに本人だけは使命感。

菅首相、支持率下落とお膝元敗北のダブルパンチ(産経)

産経ですら横浜ショックの翌日に支持率下落の世論調査結果発表して「与党支持者と無党派層の落ち込み目立つ」とつれない。それに比べて讀賣の節操のなさは大したもの。横浜市長選2日前に

横浜市長選:支持分散で誰も法定得票に届かぬ可能性、再選挙なら最長10月末までトップ不在(読売新聞)

なんて市民に不安を感じさせる分析を披露してみせたが小此木大敗で誤謬に何うケジメをつけるのか。ヤケか?こんな(▼)記事も。

野党「コロナ批判」奏功、横浜市長選 共闘「共産隠し」不満も (読売新聞)

「共産隠し」と揶揄するが立憲は代々木との共闘は公言してをり連合(神奈川)が共産党が全面で出てくるのは見過ごせないとして代々木が「自主的支援」として街頭演説でも立憲が代々木と選挙カーで並ばないなどとしたことにすぎない。

そして今回の横浜のこの選挙にも「選挙の鬼」中村喜四郎先生が尽力とは。

野党勝利の裏に元「自民党プリンス」若手連れ行脚:朝日新聞

本日、処暑。厳しい夏の暑さも峠を越して朝夕は涼しい風が吹き虫語も聞こえ初めて秋ももうすぐそこに。

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朝イチで血圧と血糖で二か月毎の代々木系病院定期健診。自家用車の六か月点検。麻酔がきかず野戦病院モードで切開した霰粒腫の経過観察、接骨院と終日、点検モード。市立図書館はコロナ休館続いてゐるがネットでの予約は受け付けてをり予約割当済みの書籍は図書館の玄関で電子ブザーを鳴らすと職員が出てきてくれて個別に対応してくれる。外出自粛のなか図書館での借書は本当にありがたいが、さすがにこの生活も飽きるといふかマンネリ感あり。酒好きはつい宅飲みも慢性になりがちで久が原T君の節酒もわかるところ。図書館の休館で不便被るのは夏の勉強にかける受験生。顔見知りの高校生が今年もう3年で高校は2年からまさか2年超しのコロナで通学期間はあるにはあつても同じ学年どころかクラスでも接点のない同級生が一定数ゐて交際は小さなグループになつてゐるといふ。図書館の休館で家では勉強に集中できない、昼間の冷房、スタバも落ち着かないで勉強する場所の確保は難題の由。一部そっと開いてゐるやうな公共施設で勉強の場所を確保して、そこは友だちにも気軽にシェアできないといふ。
f:id:fookpaktsuen:20210823215414j:image日本政府が在アフガニスタン大使館員14名だかは英軍機でドバイだかに退避させたあと漸く自衛隊機派遣で国内に留まる国際機関関係の日本人数名や大使館の現地職員ら退避させる由。軍用輸送機はヒトもモノも輸送できるが旅客機ぢゃないから機内環境はハード(画像は自衛隊C2輸送機の機内参観の様子)。「C2は拠点となる近隣国まで隊員らを運ぶ。空自小牧基地(愛知県)所属の2機のC130が拠点とアフガンの首都カブールの国際空港とを行き来して邦人らを退避させる」(読売新聞)。自衛隊の派遣隊員は慣れた機材でも長距離飛行で大変なことだ(LCCと比べれば足を延ばせるだけよい?なんて言つてゐられない)。それにしても日本政府は「日本への難民申請は想定していない。大半はアフガンに戻りたがっているか周辺国への移動を希望しているようだ」(官邸関係者)とし、日本を主な受け入れ先とすることは考えていない。それでいて米国は退避先として日本も含めた世界各地の米軍基地も想定。(以上、朝日新聞

(台湾産ワクチン)接種開始が内外に広げる大波紋(東洋経済オンライン)

いろいろ問題もなくはないが国産ワクチン開発で相当がいの一番に接種は国家としてのわかりやすいシナリオだらう。日本は?