香港の選挙制度改革の先ず最初が来る選挙委員会（選挙人）選挙。各業界毎に選挙人を選び提灯選挙とはいへ法曹界、教育界、ソーシャルワーカーなど民主派が強い業界もあることは由々しきことで「愛国者治港」の方針に基づき是正が必要。各業界の選挙人指名は団体単位での指名とその業界で就業する自薦もあつて今回は後者を締め出して有権者数を24万人から７千人程度に大幅に絞つて愛国者以外を締め出して安定した選挙を目指す。法曹界で見れば（４日の明報）リベラル派の梁定邦に対して元公民党立法会議員で親中派に寝返つた湯家驊がかつては法曹界で負けてゐるが今回は安定した基盤で勝ち残るのだらふ茶番。
香港で大公報と並ぶ党紙の文匯報が民主党元代表の李永達が一昨晩遅く人目忍びこそこそと倫敦に向け逃亡と報じる。かうして香港を混乱に陥らせた非愛国者たちは絶望の挙句に離港すればよい、ってか。
「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」所謂「ワクチンパスポート」が水戸市役所より届く。水府で12番目。申請書は様式が市町村毎に違つて驚いたが、この証明書の様式は何うやら全国共通のやう。それでも公印だとか署名があるでもなく、これぢゃワードで偽造も簡単ぢゃないか。今後はこれにQRコードがついて必要に応じてそちらのデータと照合できるらしいがサイズもA4でパスポートに挟むのも不便だし「とりあへず発行してみました」な感じ。水戸市のワクチンパスポートのHP（こちら）で申請書はエクセル形式のほかにPDF形式もさっそく載せてくれてゐた。
あんまり暑くて夏バテもひどいのでコンロを出して焼肉。冷房もつけないで汗だくで我ながらよくやるよと呆れる。周囲の家々も真っ暗なのは窓もカーテンも閉めきつてゐるからで開けっ放しなのは陋宅くらゐ。なんだか隠棲してゐるやうなのは疫禍だからではなく、さういふ暮らし向きになつてゐるからなのだらう。昔はどの家も玄関から茶の間が覗けるくらゐ平気に暮らしてゐたものなのだが。
