「獨青」つまり本土過激派の青年が国安法に逆らひ年少の少年を「扇暴展」に誘ひ洗脳と叱る大公報。
蘋果日報の記事はこれ→蘋果日報編集長ら初公判 市役所指名の裁判官が保釈却下：朝日新聞
香港警察と検察に加へ国安法関連の裁判では裁判官を市役所が指名できるのだからまともな裁判などできるはずもない。
お花の蕾が二つ、三つと開いてくる。お空が同じやうな色に染まつた。
タカノフルーツパーラーのフルーツケーキのお裾分けに預かつた。今日の甘味はこれだけのつもりだつたが酒井潔の『悪魔学大全』と『愛の魔術』をメルカリに出して取引きとなつたので２冊をゆう／＼メルカリ便で出すのにローソンに寄つてスヰーツに手が出てしまつた。
▼先週金曜日の朝日新聞にあつたブランコ＝ミラノビッチ先生のインタビュー記事。最新の著書“Capitalism Alone”の邦訳がみすゞ書房から『資本主義だけ残った―世界を制するシステムの未来』として出たさう。
経済のグローバル化は世界全体の経済格差は縮小させたが先進国で中間層の没落も生じる。新興国で先進国中間層の3分の1の給与で同じ仕事をする人たちとの見えない競合。コロナ禍のリモートワークで東欧などリモートでIT関連の仕事を低賃金で受ける専門家もゐる。他方、中国の「不自由な資本主義©」*1の成功。マルクスは経済社会の構成員を資本家/労働者に区分したが現代は高所得の専門家といふ資本力と労働力をもつ新しい階層が出現（勝ち組）。ミラノビッチ先生は中間救済を説くが、わかっちゃゐるがこれが最も困難。
*1:この「不自由な資本主義」ってアタシが今、思ひついた表現なのだが悪くないね、これ。
