富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

水戸室内第100屆定演の第九、小澤征爾


f:id:fookpaktsuen:20200430080609j:image

f:id:fookpaktsuen:20200430080606j:image

昨年の612金鐘占拠活動で「暴徒鎮圧」陣頭指揮した香港暴警の英国人指揮官が新界西貢の住宅に違法建築ある由。これを壱週刊の記者取材のところ警察官が複数名で取材後の記者を身柄拘束(その後釈放)。

f:id:fookpaktsuen:20200502075242j:image

疫禍、飲食店営業困難で昼に弁当賣る食肆多し。水戸泉町の和食・ひろ壽も普段なら供さぬ気軽な献立で手軽な弁当売り出し好評。快晴。髪を切りに自転車で郊外の元吉田まで行つた帰りに薬王院参拝。平安初期に桓武天皇の勅願所として建立されたといふこの古刹、本堂(国指定重要文化財)は前本堂焼失で江戸氏により1530年の再建。本堂右手の樹齢五百年といふ銀杏も見事。

f:id:fookpaktsuen:20200502075902j:image

疫禍の外出自粛支援で様々な映像が特別公開されてゐるが水戸芸術館は2017年10月の水戸室内管弦楽団の記念すべき第100屆定演を放映。昨日から来月13日までで昨日15時からの解禁は視聴者殺到で入り込めず本日鑑賞。前半をホルンのラデク=バボラークが指揮し後半が小澤征爾。疫禍に聴く第九の凄さ。室内楽なのでオケは46人で合唱も32人と小ぶりなのだが、さすが水戸室内ともなると十分な演奏。合唱のこれくらゐの大きさのほうが声音が乱れず美しいのであつた。