富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

収束せぬ新型肺炎

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大公報は抗議方で2.6頓の爆薬あり「攬炒」(死なば諸共)で疫禍を利用して市民を「陪葬」企むと騒ぐ。 


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香港大學の袁先生曰く今回の新型肺炎は収束が難しく香港で4週間新たな感染がなければ中学以上の学校再開、幼稚園と小学校の目安はさらに2週間、市民がマスクしなくてよい疫禍解除は更に2週間と。明報が疑問視するのは香港警察が市民からの999への緊急通報電話で救援に出たケースは98%達成と新年度政府予算案の中で誇つてゐるが721の元朗襲撃の晩に2.4万とされる999への電話に応答もせず現場出動も遅れたわけだが、これを含めたら98%は約20p下落すると。今更誰も香港警察のことなど信用もしないが。この社会情勢不安定で円急騰で株急落。今日から香港も含む中国からの日本への渡航者は2週間の「待機」が「要請」される。香港からのフライトも成田と関空のみ。辛うじて飛んでゐる感じだがCXは15日から日本便の全面運休を決定。LCCの香港エクスプレスもこれに倣ふ。
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テレ朝のモーニングショーが政府や自民党からかなり叱られてゐるが今朝この番組を見てみたら、それでも感染の疑ひある患者については病院では病院で入り口を分け……とかやつてゐて香港の感覚からすると、こんな当然のことはニュースにもならないわけで、それがニュースの話題になるといふことで日本といふ国の現場がつく/\怖いと思ふばかり。香港ではもう9月の立法会選挙で疫禍続く場合に年老いた有権者を優先投票といつたことまで検討されてゐる。