中联办新任の骆惠寜主任がやつと林郑と会見。先週土曜日に突然の主任交代で月曜に記者会見でその金曜にやつとである。林郑がどれだけ疎んじられてゐるか。しかも８日（水）には深圳訪問で深圳幹部と会合だつたさうで、その後で林郑とは。これまで中央政府や林郑が宣ふ「止暴制乱」といふ言葉を用ゐず然もこの会見では「遏止暴力」としてみせた。「遏止」（èzhǐ）は「あっし」で「（潮流・趨勢・戦争・攻撃・暴動などの巨大な事物の発展を停止させるように）押しとどめる，阻止する」の意。「止暴」と何が違ふのかとも思ふが言葉を改めるといふことの大切さでもあり。
香港での反修例抗議はだいぶ落ち着いてきてはゐるが〈和你lunch〉は地道に続いてゐる。中環でのそれ▲には昼休みの学生も制服姿で参上。警察が路上に貼られた肖像画を剥がすにせよ重装備の防暴警察が腰を屈めといふのも情けない姿。
通用図書出版の香港街道地方指南の2020年版発売。これが出てやつと年が開けた気がする。
中联办の骆惠寜主任は昨日の林郑会見に続き本日は董“脚痛”建華と梁“党員”振英に会見。CY梁に対して「歴史的貢献」とは……誉め殺しか。CY梁が貢献したことといへば「香港独立」機運の醸成だろ。
香港市民の精神疾患が深刻なのだといふ。憂鬱症と「有創傷後圧力症」はPTSD（心的外傷後ストレス障害）。
PTSDは、突然の不幸な出来事によって命の安全が脅かされたり、天災、事故、犯罪、虐待などによって強い精神的衝撃を受けることが原因で、心身に支障をきたし、社会生活にも影響を及ぼす様々なストレス障害を引き起こす精神的な後遺症、疾患のことです。（大阪千里・杉浦こころのクリニック）
反修例風暴につきネットでその情報見続けてゐる方ほど、かうした症状が重い由。この問題から距離置きたいと思つてもいつもこのことばかり考へ心労。
この映画、カンヌでパルムドール受賞は確か昨年の6月か。香港で公開され話題になつたのは去年の夏のこと。やはり映画といふのは同時代性といふものあり７ヶ月後の上映は遅すぎるないか。
