赴滬の林鄭、第２回中国輸出博覧会にて習近平に反送中以降初めて謁見叶ふ。国家主席から中央は「高度信任」の言葉賜り林鄭市役所の「止暴制乱依法施政」の努力評価されたさうで謁見後の記者会見での林鄭の覇気といつたら……本当に単純な林鄭のOSである。それにしても中共に「高度信任」といはれたところで（少なくともどれだけ香港で嫌はれやうと「中共のため」に汗かいてゐることだけは確かだが）香港とて「高度自治」なのだから、この「高度」の高さがどれだけ低いか。誰もこの「高度信任」すら信用もせず。言葉ばかりが踊る中共よ。蘋果日報伝へるのは将軍澳での抗議活動で科技大の学生が警察の拿捕から逃走中に高所から転落で重体危篤。警察暴力批判されるが悪法も法なりで「非合法」とされた「暴徒」。それでもマキャベリ的には、この暴力的政治行為も社会改革手段か。
き-たく【帰宅】①自分の家に帰ること ②ディバイスの充電のため家に戻ること
中環站でかうやつて見ると改札ゲートが異様に多すぎるやうだが昔は中環站が港島線と荃湾線のみだつた頃（1998年の空港快線と東涌線開通以前）はこゝしか改札口なかつたのだつた。今では香港站寄りの改札口が賑はひ、こちらは静かなもの。
中環はJubilee街の鐵行里といふ路地にあるTrois Cafeなる小さなカフェは北米に留学で永住権もあつた若者３人が香港に戻り開業したさうでスコーンと珈琲は評判で「反送中」から抗議活動の日はHK$1だかで珈琲振る舞ひ「黄口に膾炙」してゐるらしい。アタシはこの路地も未踏で用事の序でに寄つてみると小さな店だが客少なからずスコーンは売り切れ。クロワッサンも美味しいと勧められ焼きたてのそれと珈琲。いずれも美味。この路地、突き当たりかと思へば中環中心（The Central）の巨大大厦の地階が周囲の路地をリゾームのやうに結ぶ公共スペースとなつてゐた。もう20年くらゐ前に建立で今日まで知らず。
嶢陽茶行で鉄観音茶仕入れる。こゝだけは時間が止まつたやうに数十年何も変はらず。
太古城まで戻るとCityplaza商場のなかは実に安静。こゝで数日、争乱があつたとは思へぬほど。だが英皇道を一歩外に出ると香港警察の大型車が４台到着したところで中に防暴警察ども満載。何も騒動もないところに寄つてきて防暴警察が商場に乱入すると住民が抗議に現れるのだから。警察諸君はいつたい何がしたいのだらうか。こんなヒマがあるのなら集団で心理カウンセリングでも受けた方がよいはず。
他所でのプレゼンの機会少なからず。他所で何が嫌つてPCの小汚いキーボードやマウス。ベタ／＼してゐて触りたくもない。それにポインタとかの用意もない。そこで小道具持参するがPCは藍牙なのにマウスもポインタも「USBレシーバー」なんて小さな部品が必要で失くし易いしPC側のUSBソケットが足りない！（ときが多い）でUSBハブ必要（Macならこんなことないのに）。USBレシーバーは最初からUSBハブに挿したまゝにしておけば失くしたり外し忘れたりすることもない（さすがにUSBハブ一式はなくさない）。
長いコードは丸軸に丸めてドライヤーで熱くするとクルクルってなるのね。これがすべて無印のちょっと大きめの筆入れに収まり〼 こまごま電化製品とか買つて保証書とか領収証をかうやつてファイルしておいて１年とか２年とか保証期限が過ぎたら捨てます。
週末だけではなく連日連夜、香港の何処かでかうして抗議者と警察の対峙が続く。
▼「……ったく森友に終止符打て、で文科相になったらロクなことねぇよな」#萩生田
