未明に驟雨。晴。連日、朝６時半にRTHKのRadio-3（英語）の“HK Today”に始まり午後４時には香港警察記者会見あり午後６時からはRadio-3で“Newswrap”、TVB翡翠台六點半新聞報道も見るがかなり政府寄りなので19時からviuTVでnowTVの30分ニュースを見てTVBでも翡翠台に比べるとリベラルな（英語）Pearl Channel “News at 7:30”を見るともう晩８時。23時にはRTHK Radio-3で“News at 11”まで。ちなみにこの“News at 11”の前後（22〜25時）は月〜金で“All The Way with Ray”といふUncle Ray（94）が1970年から！続けてゐるギネス記録なDJ番組もある。それで新聞各紙に目を通してゐると、もう「かなり」なもので香港のこの夏からの騒乱の中ではアタマもおかしくなつてしまひさう。それにしても今日の午後４時の香港警察記者会見は不様。昨日の九龍での抗議活動と警察による弾圧で新聞記者も警察に執拗に制圧対象とされ催涙弾から身を守るためゴーグルや防毒マスクした記者が防暴警察に無理やりマスク外させられたり身柄拘束された記者もをり今日の記者会見では先ず記者たちから警察にその抗議の発言相次ぐなか一人のフリーランス記者が記者会見に出てゐる警察高層にペンライトを当て強く抗議続け記者会見は中断。
半時間で再開となるが記者の取材妨害についてはマスク禁止法で記者が例外にならぬのは記者を装つた活動家混在も疑はれ必要に応じてマスク外させ身份確認もあるとして非を認めず。昨日はいきなり壁際まで追い込んで無理やりマスクを捥ぎ取るやうな行為あり。これについては口頭での確認、必要に応じての指示、それに従はぬ場合は強制的手段……とするべきで、とやつと警官のとつた行動は「不理想」で改善点ありと認める。この１週間で12〜61歳まで206人の身柄拘束の由。
晩には屯門で防暴警察が出て市民と対峙。これは今日の午後、屯門の大興にある香港警察の行動基地周辺で催涙弾の測試だか付近に異臭漂ひ住民に被害ありとの報告相次いだが警察と消防はさうした異臭が確認できぬと晩になりネット上で発表。これに怒り心頭の住民が行動基地周辺に出たところ防暴警察速攻で現れ住民たちが大声で「黒警、失せろ！」と抗議。道路占拠したとか雑物でバリケード造つたではなく歩道でのシュプレヒコールで警察のこの過剰反応。結果的に防暴警察が失せて終はつたが……警察に対する市民の信望など０に近い。この抗議で住民の多くが黒衣でもない普段着で顔も隠さずマスクもせずで堂々とした態は大したもの。それくらゐ誰彼も不満高まり身の危険も顧みずの抗議。
