反送中の抗議活動が逆権運動となり香港光復とか時代革命といつた方向性を見せるなかで運動での〈敵〉は林鄭から中聯辦そして警察となり抗議方も市民から黒蟻の若者たち、そして今度は記者vs警察である。抗議活動がより複雑さに陥つてゐる。
早晩に久々に湾仔のバーMで早酒。七月二日以来。やはりきちんとしたバーで飲むドライマティーニが美味い。鵝頸橋高架下の火鍋屋で気の置けぬ面子で会食。写真家T氏がアタシがマイ箸いつも持参で六角箸なのだがT氏ご自身愛用は七角で「今度それさプレゼントするから」と仰つて本当に頂いてしまつた。さうしたら銀座五丁目の夏野で何とその江戸木箸は向島の大黒屋(竹田勝彦氏)製でアタシの六角箸と同じ(画像右が六角の愛用)。何たる偶然。しかも陋宅では同じ大黒屋の八角を使つてゐるので、これで六、七と八が揃つた。鍋のあとバーSに一行で。今晩のMTRは23時最終だが半夜三更過ぎ柴湾に還るT氏と円タクに乗る。