富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2018-03-05

農暦正月十八日。昨晩今年初めて蚊に刺され本日、啓蟄。気温は摂氏28度で蒸す。昨日、病気療養のため昨秋香港から帰国された知己のお身内から、その知己の香港での或る写真の画像がないかとメールあり全国都道府県中学生相撲選手権嫌な予感しつゝ画像お送りしたら今日になつて一昨日に急逝と報せあり。家族葬で内々で弔ひのところ遺影だけは用意したく身内以外では迂生にのみ連絡せざるを得なかつた、と。残業のあとタクシーに乗ると珍しいことではないが暴走系。シートベルトしてゐてもとても心休まらずベンチシートに足をかけ、やつとの安定。命あるまゝ家につき安堵。大相撲は週末から大阪場所。正月に両国に赴いてから相撲が好きになりネット雑誌で『相撲』3月号(ベースボールマガジン社)眺める。大相撲も面白いが尾上親方(元小結・浜ノ嶋)が叔父の中学3年・川上竜昌君(昨夏の全国中学生相撲大会の軽量級と団体で二冠)のやうな、巨漢多きなか細身の身体で奮闘で大したもの。かつての千代の富士や今なら武蔵川部屋の海舟関(三段目で負け越し序二段に降格)など巨漢投げ倒すのが痛快。川上君の兄は尾上部屋の三段目・竜虎
▼この春はSARSから15年。あの騒動この拙ない日記でも当時(こちら)は毎日今まで経験したことなき事態連続で観察も興味深い。未知の奇病感染に政府の医療行政が後手後手に回つたのは致し方ないにせよWHOの疫埠指定が感染沈静化の頃で日本の対応も遅ればせながら過剰で寧ろその対応に疲弊した日々。