富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

晋三の稚拙な改憲メッセージ

fookpaktsuen2017-05-04

農暦四月初九日。午前中大雨。午後から晴れる。無印のシーマカレーに先週末の書湘門弟から持ち帰りの辛鶏を加へ飰す。陋宅ではまだMacintosh Plusが今は書室のサイドテーブルとして現役。

2020年目標、9条で自衛隊に敢へて言及ながら主張の内容はお粗末。こんな稚拙な発想と感覚で晋三には憲法改正は任せられない。といふか憲法改正は国民の合意に基づく国会の発議であつて日本の憲政史上最低レベルの首相の専権事項ではない。満州に育ち敗戦で「軍用列車で脱出する途中、私たちと同じように、中国人の暴徒やソ連の機銃掃射から逃げまわっていた開拓団の人びとが『乗せて下さい』と列車に群がり、しがみついたのです。それに対して、日本刀を振り上げる関東軍の若い将校が、手を離さなければ指を切り落とすと怒鳴り、私たちにその手を振り払うように命令しました」「私は泣きながら、同じ日本人の指を1本1本もぎ取るようにはがしたのです。開拓団の中には、当時の私よりも幼い子供や赤ん坊を抱いたお母さんもいれば、老人もいましたよ。そうした人びとを見殺しにさせられたのです」