富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

青島その④

fookpaktsuen2016-11-27

農暦十月廿八日。快晴。ラウンジで朝食。日曜朝で七時半でも静か。こゝからの海岸の眺望が見事と聞いてはゐたが靄がかつて視界芳しからず。海岸の砂浜に遊歩道ありジョギングする人も少なからず。今回の青島で初めてアウトドアを走る。天気は良いがやはり煤塵は海岸線でも如何ともし難く1kmほどで降参しホテルのジムに還る。途中、あまりに可愛い野良の仔犬に甘えられる。昼まで机に倚り書類整理。退房。タクシーで空港に向かふ。郊外の工業地帯に入ると霧霾はさらにひどい。空港で通関後に「ファーストクラスラウンジ」なるものありFではないので使へるのかと思つたら驚くなかれキャセイドラゴンから全日空ワンワールドからスタアラ、さらにPriority Passまでごった煮のラウンジで而も1980年代の中国民航か?といふくらいダサい。不味いチャーハンを麻婆豆腐と味気のない卵スープで胃に流し込む。麻婆豆腐といふ料理だけは「不味くて食べられない」がないだけ貴重な料理。今回の啤酒漬けの青島最後の青島啤酒。KA951便。Cは客が数人で閑散。定刻前に搭乗済み搭乗橋も下がるが動かない。機長が視野不良で待機と伝へる。小一時間の待機もCだとありがたい。飲み物が供されドライマティーニを二杯。雲海が見事。香港空港に着きCXの到着客ラウンジで雲呑麺注文すると伸びてしまつて汁もすつかり吸つたもの供され食べられぬ。空港からタクシーで帰宅。

  • 野党は「立憲主義という言葉を本来の意味を超えて政権に対する好き嫌いで使っている」と自民党中谷元。そりゃ「立憲主義を本来の意味を超えて政権のいいように使っている」アンタらだろ。
  • 憲法で権力を縛ることだけが立憲主義ではない自民党憲法で国家権力の行使に制限加えるという立憲主義の考え方は時代とともに変容してきた、個人が人間らしく生きていける社会は相手の価値観を尊重することが前提で「共同体を意識した社会づくりにつながる改憲議論を、と自民党・川上陽子。変だよね。
  • 軽くて、説明責任不誠実で、前のめりな永田町こそが、自衛隊員の命を脅かす「危険な場所」になりかねないことを危ぶむ。(福島申二・朝日新聞