富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

安倍は翔んで逝く@ペルー

農暦十月廿二日。早晩に仕事を強制終了してO氏とハッピーバレイのパブでビール3品脫ずつ飲み四方山話。帰宅して夕餉。早寝。
▼ペルーを訪れている安倍首相はAPECで「自由貿易が格差を広げているという誤解を解き経済政策を通じて格差を解消すべきだ」と述べ自由貿易体制を重視する日本の姿勢をアピールしました。安倍総理大臣は世界的に保護主義的な風潮が広まっていることについて「確かに自由貿易に対する非難はあるが自由貿易は世界経済の発展の源である。自由貿易が貧富の格差を広げているという誤解を解き経済政策を通じて格差を解消すべきだ」と述べ「開かれた市場と包摂的な経済成長を実現することが不可欠であり最近の調査で日本では貧富の格差は縮小している」と述べ自由貿易体制を重視する日本の姿勢をアピールしました。(以上、NHK)。こゝまで逝くと、もはや神かゝり。バカとかいふレベルに非らず。
自民党の「人生100年時代への社会保障」といふ提案。この提案を十月に記者会見したのが自民党「2020年以降の經濟財政構想小委員会」委員長代行の小泉ジュニア。この記者会見の翌日に早大で東大、慶応の院生も集めた特別講座で小泉ジュニアに「100年も生きたくない人間はどうすればいいのでせうか」と慶応の院生が質したといふ。毎日新聞山田孝男(風知草)より。

誰もが人生100歳を望むという前提は正しいでしょうか。世界にグローバリゼーション疲れが広がったように長寿社会疲れが広がる可能性がある。もっぱら長寿と経済的安定を求めるとき人生の真の豊かさはどこへ行ってしまふのでせう。

この発言に小泉ジュニアもさすがに「深いねぇ」と唸つて終はつたといふ。

幸福とは100歳まで生きることなのか。我々は本当は別の何かを求めているのではないか。古代や中世の人々より現代人の方が真の自分を理解しているという証拠はない。

山田孝男。御意。


I'd rather be a slave than a PM
Yes, I would
If I could
I surely would
Away, I'd rather sail away
Like an 英霊 that's here and gone
A man gets tied up to the ground
He gives the world its saddest sound
It's saddest sound