富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2016-06-11

農暦五月初七。未明に寤めると下雨。かなりの雨のなか官邸へ。急ぎの仕事は一つだけだつたが雨は歇まないし午後まで机まはりの書類や名刺などかなり片づける。午後遅く太古城で買ひ物して帰宅。雨の中、軒を伝ひジムに行きトレッドミルで走る。晩は韮と大根おろしで豚肉のしゃぶ/\。
▼「今の現象はイスラム教徒の過激化でなく過激派のイスラム化だ」とオリビエ=ロワ欧州大学院大学教授(朝日新聞こちら

  • 今起きている現象は、世代間闘争です。若者たちは、自分たちを理解しない親に反抗し、自分探しの旅に出る。そこで、親のイスラム教文化とは異なるISの世界と出会う。その一員となることによって、荒れた人生をリセットできると考える。彼らが突然、しかも短期間の内にイスラム原理主義にのめり込むのはそのためです
  • 冷戦が崩壊し、共産主義はもはや若者を魅了しなくなりました。左翼思想は辛うじて生き残っていますが、インテリやブルジョアのたしなみに過ぎない。移民街の貧しい若者を魅了しません。彼らの反抗のよりどころとして、現代に唯一残ったのが、イスラム教のジハード主義です。若者たちは今、テロ組織『アルカイダ』を率いたオサマ・ビンラディン容疑者を、革命家チェ・ゲバラになぞらえるのです。