富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

晋三に託すもの

農暦四月廿四日。晴。猛暑に疲労困憊。
内閣支持率56%に上昇、と日経。あんな茶番のサミットを開催するだけで、この評価。いつたい誰が?とこの支持を疑ふところだが晋三への共鳴にあるのは「誇りある日本」とか中国に対する毅然とした態度だの(見せかけだが)強さだつたりで、かつての民主党の政権交替への期待はお祭り騒ぎで投げ出しても痛くも痒くもないが、晋三を否定することはさうした誇りだの毅然さ、更に期待した自分のアイデンティティの否定にも繋がる、さうしたことがいつまでも晋三に頑張りを期待する心情ぢゃないかしら。消費増税延期も「税負担は先延ばし」で、これが公約違反どころか増税延期に安堵する民草にとつて「安倍さんは味方」。民主党の野田どぜう騙くらかして消費増税では共同歩調、民主党に決めさせ「後は自民党が」で引き継いでおいて増税実行せず、とは大したもの。もはや何でもありの平成ファッショなり。