農暦二月初七。陽暦三月も半ばといふのに今朝の気温は摂氏13度。寒すぎ。母から携帯に電話あり何事？と思へば「あんたがブログに書いてゐた焼酎の中中、
香港で１万円って書いてたけどビックカメラの酒売り場で2,570円なのよ」と。一時はブームで中中手に入らず母と一緒に東京駅で長谷川酒店で母が「あら、あった」と買つてゐて（酒好きは長寿の秘訣か）それで中中なる焼酎を知つたが飲食店でだから市販より高いのはわかるが香港はビールを除くと酒の値段が高すぎる。アタシのやうな酒飲みには困ったもの。
▼民主党と維新の合同で新党名は略称が「民主」になる「民主立憲党」ではなく維新提案の「民進党」に。早速台湾の民主進歩党（民進党）からは「親しみ感じる」との発言が。これで日本と台湾の民進党が友党関係から合同したら面白い、が中共が爆撃してくるかしら。それでも新党に期待するは31％で未だ期待しないの方が57％と根強い。これは朝日の世論調査だが野党統一候補で共産党が加はることに賛成が46％で反対の44％を僅かながら上回り意見が割れてゐる僅差といへばそれまでだが共産党へのかつてのアレルギー考へれば、これは画期的なこと。それを晋三が「民共との闘ひ」などと代々木悪者にしようとする時代錯誤である。さういへば自民党はこの党名公募に「党名すら自分たちで決められない党」と揶揄するが「自由民主党」も1955年当時「広く党内外から公募、奮って応募願います」の公募だつた由。
▼消費税軽減税率。飲食店で店内飲食は10％に対してテイクアウトは８％と据え置きにつき「テイクアウトと言っても（購入後）店内で食べる子がいたら注意するのが大人の義務ではないか」と晋三（昨日の参院予算委）。テイクアウトで買つて店内で食べ「何が悪いねん」と開き直る大人に誰が注意するのか。子どもを叱るのは大人、大人を叱るには国家の公安化となる。
▼大学の入学式、卒業式で国歌斉唱しないとした某国立大学学長を「恥ずかしい」とした文科相馳某の発言に対して憲法学者らが「発言は学問の自由を保障した憲法23条の趣旨に反する」と声明発表。「また憲法学者が識った顔して」と思はれやうが憲法学者でも日体大の、さう言つては偏見的だが体育大学＝体制的な印象あり日体大の先生が「憲法23条をわかっていない人が文科相であることはおかしい」といふ発言や、研究室には日の丸を飾り大相撲千穐楽での国歌斉唱も一緒にするといふ群馬大の先生が「それでも国旗国歌は国に強制されるべきものではない」といふ発言が小林節先生の護憲運動のやうなパラドックス（節先生のそれをパラドックスと言ったら叱られるが）で興味深い。
