農暦十二月十六日。今日は摂氏5度。香港市人民政府は昨日のうちに「寒冷」理由に本日は小学校と幼稚園休校措置。日本では考へられないが。陶傑先生「弱者,你的名字是……」蘋果日報(こちら)。建物に断熱材もなく建物が冷えきつてしまふと壁からの冷気で室内は外より寒い。朝九時のフェリーでディスカバリーベイ。香港どころか世界でも珍しい都心から30分の住宅地開発。近々帰邦のM氏宅訪問。帰宅してウオツカをショットで数杯。寒いなかつくづくとロシア人の気持ちがわかる。晩に餃子茹で紹興酒を熱燗で飲る。冬は餃子がご馳走といふ北方人の気持ちがよくわかる。
▼NHKはじめ「もの言へば唇寒し」で報道姿勢の消極化が気になるところ。今晩のNW9でも甘利大臣の収賄疑惑は番組開始から35分後で海外の会議で外国マスコミにこの件を質問されての発言と「今週中にきちんと説明」と流しただけでキャスターのコメントなし。次のニュースは娯楽のハイテクのVirtual Realityで専用メガネの中の世界で実際に目の前に物があるやうに見えるとか宇宙戦艦ヤマトが3Dで更に立体的に「まるで、その世界にゐるやうな」擬似体験ができるといふネタで紹介時間も十分ならキャスターも「我々の仕事が報道から視聴者をその世界に連れてゆくようなことになるのかもしれません」と、こんなことにはどーでもいゝコメント。明らかに報道が退化してゐる。
@fookpaktsuen: RT @G_D_Greenberg: 「一億総中流社会」という言葉は、昭和の時代に、やや侮蔑的ニュアンスで使われていたが、今となっては、日本が取り戻すべき高度資本主義の理想像のように感じる。少なくとも「一億総活躍社会」などの寝言よりも、よっぽど具体的で示唆に富む。