富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2015-07-13

農暦五月廿八日。酷暑。早晩に銅羅湾のジム。ビクトリアハーバー眺めながらiPhoneでMonocle 24の快適な音楽聴きながらトレッドミルで5km走ると、気分はTyler Brûléの如し。日本人倶楽部の三菜で会食。
朝日新聞の連載「音を継ぐ」は山本直純も面白かったが三善晃といふ知つてゐるやうでよく知らない作曲家について(こちら)。1979年のあのテレビアニメ「赤毛のアン」の「きこえるかしら」とエンディングの「さめない夢」がこの人の曲だつたと今になつて知る。当時、片山杜秀は中学で「昨日の「赤毛のアン」見た?主題歌、すごかったね」と話してゐた由。私は1969年の「ムーミン」からハイジ、フランダースの犬母をたずねて三千里……と見てきてゐたが、とても「赤毛のアン見た?」とカミングアウトできなかつた、やはり片山杜秀はすごい「。
蘋果日報が「ビクトリアハーバー埋め立て」それそのものが香港史の特集記事(こちら)維港百年 滄海桑「填」。香港で「北角があるのに東角がない」と思はれがちだが銅羅湾のそごうのあるビルが東角センター、昔の写真を見るとその場所は確かに尖つたた岬である。

晋三が「わかりやすく安保法制を説明する」カフェスタ5夜話も無事?とはいへない状況で終了。説明が長い、あまりの「たとえ」の稚拙さ嗤はれるばかり。