農暦五月廿三日。朝の気温摂氏27度で「今日は涼しい」と思ふ。今日は株式相場荒れるといはれてゐたが上海中心に東京も香港の下落幅大。アベノミクスの株高も終焉か。この下落で泣き見るのは民草投資家ばかりで金融獣らはすでに株高で売り逃げ済み。Ｆ君のとりなしでかなり久々に京都Ｂ氏と飲もうといふことになり今日が水曜日でハッピーヴァレイで競馬開催しかも今季最終開催日といふことで競馬観戦。早晩にパブThe JockeyでＢ氏と待ち合はせ四方山話。永祥焼臘で叉焼、白切鶏など贖ひ競馬場の一般席に入り昔のやうに七階に上がるが七階は不到。何か観戦施設になつてゐる由。六階は、といへば有料の観戦席で売り切れ。焼臘提げ馬場に迷ふ。仕方なく二階に下り一般席の第四コーナー近い隅に場所確保。Ｆ君、家人も来て競馬観戦。かなり久々の競馬、騎手の名前すらわからず。第２レースから３レース連続で４着軸に１〜３着的中といふ不運続き。第６レースで86倍だかの連複当てゝ幸ひ。今季は贔屓のChadwick騎手故障で不調、最終レースのClass-2（1,200m）でChadwick君騎乗のClever Beaverは５番人気だつたが２着に入り１〜４着的中で来季の軍資金確保。
▼「感じわるいよね」の自民党で国対委員長の佐藤某、安保法案に関する政府説明不十分といふ声が世論調査で８割占めてゐることに対して「皆さん（報道陣）も含めて全て理解するなんてことはちょっと不可能だと思う」と宣ひ世論動向に関はらず来週にも法案採決し衆院通過目指すと。中共以上に世論無視の一党独裁モードでしかも中共と違ひレベル低いのだからどーしよーもない。晋三は「困ったら岸」で60年安保も反対の世論高まるなか「私の祖父は50年経てば必ず理解されると言っていたが25年、30年で支持は多数となった」と言ふ。アホである。日米安保という二国間条約は東アジアの軍事情勢に大きな影響あるがあくまでも米国の代はりに日本が攻撃されない限り日本のリスクは皆無。それに対して今回の安保法制は日本から戦場に出て行くわけでリスクの度合ひが全く違ふ。当時は安保賛成の意見も多数あり理論もあったわけで今回とは全然違ふだろ。
▼言論の自由について内田樹先生曰く、言論の自由は何を言っても他人の発言を抑圧する権利も含まれると思つたら大間違ひ、言論の自由は言論が行き交ふ場に対する経緯、信認で人間の集合的英知に対する信頼。場の判定力あればいろいろな意見あつても最終的に正しい意見が生き残る希望もてる。言論抑圧する人間は大衆の判断力に希望を持つてゐない。沖縄二紙潰れゝばいゝと言つた人は「日本人の知性に対して信頼していない」ことの表明。「おまえら判定力ないから代わりに俺が考へてやるよ」と。独裁といふのは「大衆は愚かだ」が前提、と樹先生。自民党元副総裁の山崎拓さんは「国会議員は（憲法尊重擁護義務定めた）憲法99条の制約を受け憲法違反となる言論は許されない、自由闊達な議論は必要だが問題は議論の中身だ」と。御意。
@fookpaktsuen: 内閣支持率：中間層「反安倍」にシフト？ - 毎日新聞 URL 不支持が支持上回るのは喜ばしいが「関心がない」が減って半晋三になってゐるということか。この分析はとても正鵠をついて射ったもの。
この晋三の番組五夜連続のはずが三回でお終ひ？
