農暦閏九月十八日。早晩に銅鑼湾にミニバスで出ようとしたら、それでなくても占拠で混むのに迂回で幹線道路と化したLeighton Rdでバスなど接触事故で大渋滞。ユニクロでHeattechの肌着贖ふ。毎年、春にAIRismで何枚かずつ揃へ夏に汗だくで着古し秋口にHeattechの繰り返し。まぁ酉の市のやうなもの。帰宅して早酒でPink Floydの新作“The Endless River”リリースされiTunesの先行予約で下戴して拝聴。何だか喜多郎のインストルメンタルをロックバンドで聴いてゐるやう。最後の一曲(Louder than Voice)だけ歌詞あり。人生で最初にPink Floyd聴いてから40年近いことに我ながら驚くばかり。何十年ぶりの新作だが十年ぶりの新作で“The Final Cut”聴いた時のやうな感動もなし。だが考へてみればピンフロのメンバーも早七旬。古希の爺さんバンドから感動得ようといふほうがおかしい……が素敵な爺々たち。
▼私たちの国は(私が仕事をしてきた)50年で一度も戦争をしなかった。このことが僕らの仕事にとって大きな力になった。……アカデミー名誉賞で宮崎駿監督。
▼晋三の訪中。北京の首都空港に降り立ち儀仗兵といふのは表情も変えずに直立不動の姿勢だが心中とはどんなものなのかしら。また夕食は北京大董烤鴨店だつたといふが不愉快な相手を饗す料理人の心情とか。
▼文藝春秋十二月号読む。「アベノミクス崩壊の危機」と浜田宏一と本田悦朗が何を語るのか、と思へばアベノミクス崩壊の危機どころか晋三ヨイショ連発で消費税増税はダメよ、とそればかり。呆れる内容。
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- 発売日: 2014/11/10
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