農暦八月十五日。中秋。早晩に散髪済ませ帰宅。節句にていつもより帰宅は早めで市中賑やか。ミニバス待つ行列長蛇。
待客の内ひきっきりなしに携帯が鳴り「もうすぐだから待ってて、バスが混んでゐるの」と娘もいら／＼で応答する相手は老母だらう、きつと中秋の一家の晩餐にご馳走用意して息子、娘の家族集まるのをまだか、まだかと待ち焦れるのか。風情あり。曇り空。
中秋の月はいづこか柿の種
でドライマティーニ。晩に石班を蒸して飰す。空の雲が失せ転寝のあと三更に外に出て中秋の月を愛でる。
▼朝日の夕刊トップ記事の為体続くなか今日の夕刊は珍しく品が良い記事で「釜石の座敷唄、八王子に響く」。八王子の置屋「ゆき乃恵」の女将・めぐみ姐さん（写真奥）が海嘯で被災した釜石最後の芸者・千雅乃姐さん（87）見舞つたことがきっかけで釜石の浜唄の継承成つたといふ話。千雅乃姐さんの、畏友湛君言ふ通り、まぁ三味線の構へが素敵なこと。
▼内閣支持率上昇で47％と朝日新聞世論調査。八月調査は42％で５ポイント増。女性閣僚登用で女性の支持率高まつた由。だが「女性」でもかなり晋三に近い狂信者の徴用でカルト率高めたのが事実。その晋三のアベノミクスもやつと「ダメさ」露出のやうでGDP（今年第二四半期）は年率7.1％減で東日本大震災のときの6.9％減を超へリーマンショック後（15.0％減）に次ぐ減少率（日経）。
