富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

贯彻「少数」服从多数原则

fookpaktsuen2014-09-01

農暦八月八日。酷暑。新聞各紙は普選で見出し踊るが(それにしても、この文匯報のまぁ陳腐なことったらありゃしないが)信報社説「普選雖淪為雞肋 泛民或仍有可為」の

除了繼續抗爭之外,泛民議員目前尚有一個選項,就是在立法會表決之時改變初衷,策略性地投下贊成票,讓政改方案逃過被否決的命運,畢竟特首產生辦法必須得到立法會三分二多數票通過方可成事,否則一切原地踏步,下屆特首仍然按照舊制透過一千二百名選委小圈子加冕。若然真的有四名以上泛民議員轉軚投下贊成票,一人一票的普選儘管營養不良,但稍可安慰的是泛民陣營能夠憑其約佔六成的民意支持度左右大局,在兩至三個建制派的候選人之中,號召民眾利用一人一票揀一個相對較能接受的當選者,並從中影響對方的政綱內容、競選承諾,甚至影響其日後施政。簡單來說,泛民即使無法出閘成為候選人,仍然有機會發揮民眾力量間接成為「造王者」,未來由普選產生的特首,好說歹說亦非要跟泛民有商有量不可。

といふのが正論だと思ふ。毎日新聞(北京・石原聖、工藤哲)は「英米からは香港返還から50年間変えないことになっている「高度な自治」が20年足らずで揺らぐ事態に懸念の声が上がっている」ってなんなのかしら、この書きぶりは。もと/\首長の公選制など有する高度な自治があつて、それを中共に破壊されたなら、その通りだが英国の植民地で英国王の任命した総督による統治で香港に高度な自治など皆無。当時の立法院で80年代後半から公選制が導入されたのだつて香港返還見越しての中国への当て擦りな民主化。その植民地時代の総督に比べれば欽定でも形式的に限定された選挙人による選挙で選ばれる行政長官の方がまだ民主的か(とほゝ……)と思ふと「20年足らずで揺らぐ」のではなく初代行政長官に欽定で董建華選出されてから最初からダメなものがダメなまゝで何の進歩もないだけのこと。毎日新聞の高度な論説が、この数年年足らずで揺らぐ事態に懸念の声が上がっている……なーんて書いてゐて高橋源一郎さん曰く「極端な物言いは昔は恥ずかしいものだったがネットでは『いいね!』ボタンを押されてしまう」。
東京新聞夕刊の「この道」といふ連載物、今日は数学者で大道芸人のピーター=フランクルさんなのだが今日は「北朝鮮」といふネタで2002年に訪朝のときの話。英語のガイドが実はフランクル氏も得意のドイツ語を解すことがわかり周囲に気兼ねせずドイツ語で気軽に話した、とそこまではいゝのだが金さんといふガイドは旧東独に留学して博士号取得した物理学の研究者で、ガイドになつたのは外国人のくれるチップで裏収入が期待できるから、でチェチェ思想の記念碑などを前に他のガイドが熱心に説明するのを「政治的洗脳だよ」とコメントしただの、ガイドになれるのは元女優やスポーツ選手、労働新聞の記者の妻など限られた人種だけ……などの内幕話の数々……それはそれで面白いが、写真入りで金さんのことこゝまで書いて……いゝのかしら。これで翌日の続きで「その金さんは中国経由で韓国に今は幸せに暮らし」ならいゝが(翌日は「南米」の話でした……)もし金さんが北朝鮮にゐるのなら、この記事書かれただけで労改施設送りか銃殺だらうに……。

さう、「政治的自由」「表現の自由」ないこと除けば広州だつて深圳だつて本当に快適な都市となつてゐるからビジネス的には香港は不要、となる。FT紙の社説“Hong Kong’s hard electoral choices” China risks undermining territory with its tough stance(こちら