富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

ホテルオークラ

fookpaktsuen2014-07-13

農暦六月十七日。日曜。外に出るのも気の失せる酷暑。体感気温摂氏42度ですって。陋宅の配電やWi-Fiのリセットなどして過す。午後遅くZ嬢と北角から船で九龍に渡り九龍城。いつものコースで食材買出し。新三陽の猫二匹と遊ぶ。「九龍城の千疋屋」源興生果專門店にて台湾マンゴー購ふ。金蘭花でタイ料理。金満堂でドリアンのデザート。

There is some hope that Shinzo Abe’s reforming government may take steps to make the labour market more flexible, which would help electronics more than any other industry. Had lay-offs been easier, Panasonic, Sony and others would have had far greater financial flexibility to cope with changing market conditions. Instead, their limited voluntary severance packages, typically offering two to three years’ pay, are cripplingly expensive. Those who accept them are often the most talented.
東京五輪目指しての東京ホテルオークラの取り壊しと再建。確かに、既存の建物のまゝで「日本を代表するホテル」の格が維持できぬ、といふのは判る。が逆にいふと再建で高層ホテルにしたから、といつて今更、ホテルオークラが「日本を代表するホテル」になれるか、といふと1960年代の東京ぢゃあるまいし(当時は帝国とニューオータニとオークラの三大ホテルが日本代表したのは明らか)もはや外資系進出で同レベルの高級ホテル乱立では日本代表は無理。ならば別館は立て直しするものの戦後のモダニズム建築で評価高き本館など徹底的なリニューアル、それこそ無理を承知でロビーフロアなどそのまゝで外観も同じ、但し客室階の天井を1.5倍にでも高くして部屋も広くするやうな工事でもしてみた方が余っ程「あのオークラ」で後世評判になるのではないかしら。アタシが初めてオークラに宿泊したのは高校一年だつたか、郷里の畏友J君のお父様がオークラ会員でJ君とA君の三人で新宿末広亭で落語聞いてお泊まり。山里でお食事。東京タワー眺める部屋でサントリーオールドを開けて飲んで騒ぎ楽しかつた思ひ出。