農暦五月廿四日。夏至。土曜。午前陋宅書室にて書類整理で机に凭る。昼に夏の定番で冷や麦食し午後官邸で書類整理。早晩に銅鑼湾。溥儀眼鏡店で眼鏡の柄の調整。エノテカ酒店でLouis JadotのBeaujolais Ch. des JacquesとCh. Lynch Bagesの、いずれも2011年購ひ炮台山の上海老飯店。2000年に香港に赴任して今は広州在住のＯ君家族が東京に戻ることになり今朝、広州からのフライトで香港ストップオーバーで明日、帰国でＯ君家族と夕食。まだ若いCh. Lynch Bagesが小龍包に合ふ。Ｏ君家族と別れてからＺ嬢と福元湯圓。湯圓糖不甩頬張る。
▼香港で民主派と佔領中環社中が仕掛けた普選実現のための選挙案投票明日実施。英エコノミスト誌 も巻頭記事で“Hong Kong and China: A showdown looms”（こちら）。
China is harming itself in other ways. By breaking promises to Hong Kong, it is hardly reassuring Taiwanese voters that “one country, two systems” could be the basis for reunification. And by throwing its weight around, it is doing nothing for its image as a bully in the region. This week an attempt to patch up things with Vietnam failed noisily. A showdown in Hong Kong will not help China’s peaceful rise.
あたしは個人的には普選実現は目標でも民主派の動きは北京中央硬直化させるだけで、このまゝいけばデッドロックのゼロサムゲームだと思ふ。で622の投票も佔領中環も支持する気が失せてゐる。が、選挙で棄権はよくない。そこで622の模擬選挙は選挙者数増狙ひ投票期間延長、スマフォのアプリまで登場なので後者で投票済ます（香港永久居民のみ投票権あり）。普選実施案として①真普選聯盟法案、②人民力量法案、③学界法案の３つあるが自分では香港の時事報道ちゃんと読んでゐるつもりで３つの法案の違ひは不明。興味があれば勉強するが知らないので、それぢゃ投票しないか、といふと投票率は上げたい（関心はある）の意志表示で④の棄権。もう一つ今回の模擬投票で問はれるのは政府案が普通選挙実施の国際基準（当然だが立候補者決定のプロセスで不公平があれば国際基準に見合はず）に達せぬ場合、立法會（議会）はこの政府案否決すべきか？といふ問ひで理論的には国際基準以下の普選など似非なので否定すべき、だが鼻をつまんでも、普選実現せず！で北京中央と香港が対立してゐたところで何も利益がないので似非でも一歩前進で陳腐な政府案でも否決せぬべき、がアタシの意志表示。
