富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

fookpaktsuen2014-06-12

農暦五月十五日。夕方、金鐘の海富中心で梁愛詩女史とスレ違ふ。お会ひすれば簡単に挨拶さしあげる程度の面識あるが、反中的市民の批判的視線が気になるわけぢゃないのだらうが伏し目がちに歩かれる印象あり、わざ/\お呼びとめするほど親しいわけぢゃなし「“一国两制”在香港特别行政区的实践」なんてテキスト発表されたアトで話をしたいこともなく、視線合はなかつたのは良かつたか*1。晩に或るレセプションあり草月流の花を生けるのを拝見する。花はすべて太子の花墟で売られてゐたものでアレンジにより花はこれほど生きるものなのか、と驚くばかり。香港で草月流といへばLucille H. Evans女史(蘋果の記事)。
▼香港で対中央への反発強まるこの時期に中共中共で中環の旧英軍基地接収で人民解放軍駐在してゐるがPrince of Wales Buildingをば中国人民解放军驻香港部队大厦として改装も済ませたが、コトもあらうに「人民解放军」とネオンサインとは……唖然。ヴィクトリアハーバーに企業名のネオン、それも最近は简体字の大陸企業が目立つが、そこに「人民解放军」と映して何が嬉しいのかしら。やはりセンスが悪い。傲慢さばかり目立つ。

*1:蘋果日報15日)基本法委員會副主任梁愛詩表示,法官要愛國,不等於他們判案時要跟從國家政策去做,而是指法官要根據法律和事實判案,認為「愛國」與「司法獨立」並無衝突。任何國家的法官都不會說自己不愛國,因這是公民責任。法官愛國即是要他們遵守法律判案。在政治體制中,司法是治港一部分,白皮書用「治港者」形容法官及司法人員,其實指他們在政治體制內,不代表司法已被納入行政機關。……とほほ。