農暦五月十五日。夕方、金鐘の海富中心で梁愛詩女史とスレ違ふ。お会ひすれば簡単に挨拶さしあげる程度の面識あるが、反中的市民の批判的視線が気になるわけぢゃないのだらうが伏し目がちに歩かれる印象あり、わざ/\お呼びとめするほど親しいわけぢゃなし「“一国两制”在香港特别行政区的实践」なんてテキスト発表されたアトで話をしたいこともなく、視線合はなかつたのは良かつたか*1。晩に或るレセプションあり草月流の花を生けるのを拝見する。花はすべて太子の花墟で売られてゐたものでアレンジにより花はこれほど生きるものなのか、と驚くばかり。香港で草月流といへばLucille H. Evans女史(蘋果の記事)。
▼香港で対中央への反発強まるこの時期に中共も中共で中環の旧英軍基地接収で人民解放軍駐在してゐるがPrince of Wales Buildingをば中国人民解放军驻香港部队大厦として改装も済ませたが、コトもあらうに「人民解放军」とネオンサインとは……唖然。ヴィクトリアハーバーに企業名のネオン、それも最近は简体字の大陸企業が目立つが、そこに「人民解放军」と映して何が嬉しいのかしら。やはりセンスが悪い。傲慢さばかり目立つ。