富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

NHK新会長ステキ♡

fookpaktsuen2014-01-26

農暦十二月廿六日。薄曇。溜まつた新聞雑誌読んでいたら午後になる。ハッピーヴァレイで野暮用済ませZ嬢と久々に港安病院から中環までBowen Road散歩。大気汚染数値高からずPM2.5ではないが霧霾甚だし。FCCで全豪テニス男子決勝見ながら(偶然、流れてゐたのだが)早めの夕餉。印度料理。ゴートチーズとヴァニラアイスのデザート強烈。天后でFamous Grouseとスミノフの下品にも1ℓ瓶購ひ帰宅。
▼週末のThe Economistでトップ記事は“China loses its allure”、副題は“Why life is getting harder for foreign companies”とあり。同感。この記事(Leaders こちら)に続きBriefing記事も“Chinese consumers - Doing it their way”(こちら)で金融経済面でも“China’s economy - In three parts”(こちら)と三連荘で中国経済の先行き不振ならぬ不信について。ちなみに巻末のObituaryは日本人では珍しく小野田寛郎元陸軍少尉(こちら)。
▼晋三子飼ひの経営委員が選んだNHKの新会長がよりによつて就任会見で従軍慰安婦「どこの国にも」、韓国補償要求はおかしい、とトンデモ発言。経営委員からも「節度のない発言」と指摘され或る閣僚は「即刻辞任すべき」と宣ひ石破軍事も「公共放送の立場で何が国益になるのか、経営責任者として判断すべき」と苦言。晋三のイケ/\路線は次の衆院選挙まで最低でも続くのか、と諦めてゐたが意外といろ/\な綻びで自壊も想定内になつてきたかしら。
▼不覚にも今日の朝日新聞読書欄で横尾忠則の評を読むまで演出家の竹邑類が「呵呵大将」といふ三島由紀夫についての書を昨年十一月に上梓してゐたこと、その類師匠が十二月に七十一歳で他界も全く知らずにゐたアタシ。1960年代初頭のジュクでの由紀夫さんと類少年の出会ひ。朝日といへば「あのとき、総理メシ」なる連載(二階堂由紀記者)も今日の角栄さんのアンパンで了ひ。これは面白い視点で政治家の面白さが出て秀逸。

呵呵大将: 我が友、三島由紀夫

呵呵大将: 我が友、三島由紀夫