富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

3年半ぶりの越南河内

fookpaktsuen2013-12-26

農暦十一月廿四日。聖誕節翌日でBoxing Day休日。耶蘇に非ずも連休はありがたい。昨日で仕事済ませたので今朝は珍しくヴィクトリアハーバー沿ひに小一時間走る。帰宅して抽斗の服や肌着、運動着など整理して掃除。晝に冷蔵庫の残り物を具にしてラーメン茹でて飰す。荷造りしてフライトは早晩なのでゆつくりと北角埠頭からZ嬢とエアポートバスで空港。天気良く遊覧気分。空港でも時間ありラウンジで魚蛋河粉食し缶ビール飲みKA295便で一路、越南河内。離着陸の飛行機は少ないが預けた荷物は飛行機から受け渡し場まで人力で運んでゐるの?といふくらゐ待たされベトナム航空の(といつても名目上でのことだつたが)エアポートバスが見当たらず空港の案内所で尋ねると他のエアポートバスも値段もルートも同じだから、といはれバックパッカーと地元客廿人ほどぎゅう/\詰めの乗り合ひで市街に。運賃はVt₫40.000もするがUS$2也。いつもお決まりで市街に入るところ(A地点)で手配師兄バスに乗り込み流暢な英語と笑顔でガイジン客に「どちらのホテルまで?」と尋ねホテルの名前を告げると「このバスは市街のベトナム空港のオフィスまでしか行かないからホテルまで遠いよ」と車の手配やホテルが決まつてゐないといふとホテルの斡旋もする。親切なやうで、これが厄介。前回の2010年夏のときはこのA地点で「こゝが終点」と降ろされさうになり、そこからの車の斡旋され「いゝからベトナム空港まで行って」と指図。今回も何人かの客が手配師の餌食となりぬ。アタシらにも笑顔で「どちらまで」と尋ねるので「え?、ベトナム空港まで。あとは結構」と応へるといきなり憮然。まぁこれが彼の仕事だ。あやしいタクシーやバイクが客待ちしてゐるが、それを断りハイバーチュン通りを東へ歩きホアンキム湖近くで北上の路線バス待つが夜も十時でバスもなか/\来ないやうでタクシー拾ひ市街地北のギャラクシーホテルへ(タクシー料金Vt₫30.000也)。途中、ハノイ市街の人々は「こゝはアラスカか?」と思ふほどの防寒服。厚手のコートに襟巻き。そりゃ気温が摂氏12度と河内では極寒。下榻。地味な3★ホテルで親切なフロントの兄さんに「ミスター田中、フォトグラファー知ってるでしょ、友人なんだ」といふと「あー、田中さん!」と歓待される。此処はチョートク先生の河内基地。バーで河内麦酒飲み部屋へ。客室も広くて快適。地味で良い。部屋でWi-Fiにつなぐと下りが1.87Mbsで上りが「これはモデムか」の0.15Mbsで、この鈍行ぶりがまた愉快。ハノイの夜が更ける。寝台に薄手の毛布1枚でさすがに寒く暖房開く。
▼晋三が靖国参拝。吉事。中韓の反発必至で両国との首脳会談また遠のく。米国からも距離置かれ景気回復と強い日本は勝手だが外交の停滞が貿易や投資など経済界に与へる影響も大きく(小泉三世の靖国参拝の比に非ず)秘密保護法や改憲など革新ぶりも世論が厭ひ五割下回つた支持率が、いつ不支持と逆転するか。昨年暮れの衆院選で晋三の長期政権化も覚悟か、と思はされたが意外と来年上半期は面白くなるのかしら。
▼本日、毛澤東生誕130周年。环球时报の社评『否定毛泽东,少数人的幼稚狂想』強烈』(こちら)。
否定毛的声音无论在中国还是世界上都不是史争,而是现实政治斗争的一种特殊方式。既然这样,事情大概就无法按照史争来应对。一些以史争名义从事挖中国政治墙脚活动的人,他们就应在一定的边界上受到来自中国主流社会的抵制。这既是潜规则,也是明规则。