農暦十月廿三日。晴。朝は気温摂氏18度くらゐで少し肌寒いが晝は汗かくほどの炎天下。まぁ湿度が50％ほどでま
るで豪州のパースのやうだが。跑馬地で任総（香港金融管理局の任志剛・元総裁）見かける。すでに北京中央の人民銀行だかの顧問も辞めた？で隠居生活か。奕蔭街の祥興珈琲室、閉業。夕方、尖沙咀で打合せあり帰りに佐敦の昌記洋酒に寄りDubonnet酒購ふ。ご亭主もかなり年を召てゐるから「佛國のDubonnetある？、ほら紅色の……」と言つても「あ、あゝ、ん？」てな感じだつたが、ちゃんと在庫あり。帰宅して夕餉はカレーライス。
▼昨日（24日）の首相動静、新聞には晩「７時42分 東京都渋谷区の友人宅。友人や昭恵夫人と食事」としか書いてないが、昭恵夫人のfbにはつながりで印度の元大使夫人（画家のMrinalini Singh女史）がちゃんとその会食の写真までfbで公開。特定秘密保護法的には問題ないのかしら（笑）。……なんてアタシもfbに書いて有罪か？なんて嗤つてゐたら、あら／＼この元大使夫人のfbの頁（こちら）が消えていて昭恵夫人のfbからも私のオンラインでの誰彼の「いいね！」まで全部消えた。うーん、やっぱりねぇ、首相動静も十分に扱ひ注意。怖いねぇ。結局、何かのネタが昔なら放置してゐても誰も気づきもしなかつたのに今はお気軽に顔本や呟板で容易に流布されてしまふ、まさにこの印度の元大使夫人と昭恵夫人的な感覚が一番困るのだらう。で根っこで縛つておきたい、と。
これも特定秘密なのですよ、と。だが、絶対に無理なこと。しかし秘密保護法案は明日、衆院で採決強行……。特定秘密保護法案担当する首相補佐官（磯崎洋輔衆議院議員）毎日新聞で
特定秘密の指定が行政機関の長（閣僚ら）の裁量に任されることから、恣意的に指定される恐れが指摘されている。これについて礒崎氏は「範囲が広がることはない」とする一方「普通の行政は外から監視できるが、特定秘密の場合、確かにそこが難しい」と述べ、外部チェックが困難であることを認めた。だが「特定秘密保護法の最大の目的は、秘密が漏れないようにすること」と述べ、秘密指定の手続きに第三者が関与することには否定的な見方を示した。
と「ここまでで勘弁してください」的な発言（こちら）。『噂の真相』が森元首相の大学時代の売春防止法違反での検挙歴なんて堂々と暴露してゐた時代が懐かしい。
▼タイの医療観光。シカゴに本部置くJoint Commission Internationalが認定した海外から患者受け入れ基準に見合ふ病院の数はタイが2009年に14だつたのが2013年は47、日本は１→８、受入患者数はタイが年間150万人を250万人まで拡大させてをり新加坡も72万人、日本は９万人そこ／＼。タイの強みは健診の費用が日本や韓国に比べ４分の１ほどだからだが日本も子宮摘出や股関節置換手術ではタイよりも費用の低い分野もあり。以上覚書き。
