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陰暦八月初二。好日。晩に銅鑼湾。安半にＺ嬢と飰す。Ｚ嬢のまだ誕生日とご亭主Ａ氏に告げてゐたら最初に小樽のロゼワイン供され蝋燭が一本灯り出されたのがハート型の薩摩揚げ。寒がりのアタシたちは燗酒。此処の徳利は七勺。昔は料理屋でも旅館でもよく見かけた七勺徳利だが最近はあまりない。だがこの量がお酌に丁度いゝと思ふ。至れり尽くせりの酒肴。すつかり酔ふ。
▼品川正治氏逝去。享年八十九。日本火災海上保険（現日本興亜損害保険）元社長、経済同友会終身幹事。「中国に出征した経験を踏まえて憲法改正に反対し９条を守る大切さを訴え続けた」と朝日新聞。日経などベタ記事扱ひでこの「左傾」は触れず。岩波『世界』に昨年から「戦後歴程」連載され、これが最終回迎へ補筆され今月十三日に刊行目前。都新聞のお悔やみ（こちら）。
▼少年犯罪厳罰化する少年法改正案、国会提出される見通し。朝日新聞で「少年犯罪は年々、凶悪化しているように見えます」といふ問ひに対して

家庭裁判所に殺人罪で送致された少年は戦後のピークだった1961年は396人です。いまは年間40人前後。ここ何年か変わっていないから、データでいうと凶悪化とは言えません。メディアの影響が大きいですね。かつては日常的な事件として報道されていましたが、いまは事件が起こると、その報道で埋め尽くされ、凶悪さが社会に印象づけられています。それが厳罰化を望む声につながっていると思います。

……と少年非行に詳しい多田元弁護士の指摘。

@fookpaktsuen: 五輪招致委７日の最終プレゼンまで汚染水事故不安の払拭に追われる日本側。汚染水問題につき晋三曰く「７年後はまったく問題ない、ということをよく説明していきたい」。断定したね（嗤）。

2013-09-06 17:39:29 via web

戦後歴程――平和憲法を持つ国の経済人として