富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

五輪招致の狂気

fookpaktsuen2013-09-05

陰暦八月朔日。昨晩八時半に寝て今朝六時半に起きる。咳止めシロップの所為で十時間睡眠。未明に大雨。晩に豚汁啜る。早寝。
ブエノスアイレスの五輪招致委で福島核禍の汚染水問題で日本側が「東京は安全」「東京は安全」と繰り返せば繰り返すほど海外マスコミは執拗に汚染水問題追求。まさにやぶ蛇。日本の遅すぎる、しかも本来、安全管理など世界でも有数の高水準にあるべきはずの日本の曖昧な対応に海外のメディアは日本の誠意のなさをきちんと指摘。いゝこと。日本政府が核禍誤摩化すことへの天誅は五輪東京開催の落選あるのみ。都新聞の「こち特」で田原牧記者曰く

五輪招致の報道を見ながら、私たちは正気なのかと疑う。原発事故は進行中で、汚染水が漏れ続けている。止め方も分からない。そんな場所に選手らを招くという。汚染水タンクが壊れた。その技術力で再稼働に奔走している。これも狂気だ。いずれもカネの論理が底にある。いや論理ではない。病だ。

▼信報の林行止專欄「非關政權惹禍事 只緣管治出蹺蹊」
本來,香港的雙普選是按《基本法》的設想綱領,由特區政府推動商議,繼而由人大拍板定案;這等於說選舉法的擬議是香港管治制度當如何完善的問題,與鄭教授提及的殖民地後續危機導致爭奪政權的交鋒從而引發的鎮壓打擊,是風馬牛不相及的兩碼子事。可是梁振英政府有港共的「紅衞兵基因」暗裏鼓動;再加上前述北京支持梁氏(或任何行政長官)的立場沒有轉圜空間,「佔中」會被中央視為抗中,便屬茲事體大,以機關槍掃射蜜蜂的場面,亦就不能掉以輕心完全抹煞。
「佔領中環」で明らかに不安定化する香港の政治状況に林行止の理性的な指摘。どこまでこれが理解されるかしら。
▼ガーディアン紙の国家のネット監視に関する執拗な後続記事“How US and Britain unlock privacy on the internet”(こちら)。