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農暦五月二十日。快晴。酷暑。午後遅く尖沙咀。ペニンスラホテルのスパでご静養。トリートメントのあと、仮眠室で冷たい美味しい飲み物で喉を潤しながら、のこの眺めが秀逸。同ホテルのバーでドライマティーニ一飲。カウンターに下品な客の女が五月蝿いが最悪はバーテンダーがその客に呼応して大声で雑談に興じたること。ロビーの昇降機前にある灰皿は禁煙の今は装飾の一部だが、そこに菓子パンや飲み物がゴミの山。この野蛮なのは誰？ってみんな大陸の田舎漢旅行者想像は易い。鷲澤の見世「道」でN氏夫妻、Ｚ嬢と飰す。昭和のバブリーな時代の話となり東都のタクシー券四社共通って何処だつたか？などと馬鹿話。普段は子育て忙しいＮ夫人が「ペニンスラのバーに行きたいかも」と仰り三更に今日二度目の同バー。三鞭酒抜栓。早晩のウェイター一人で店番で喋りはせぬが今度はバーの片づけでまぁ水や氷、什器の音などガチャ／＼とまぁ耳障り。こんなのを平気で配置するホテルもホテル、チーフウェイターと真っ当な黒服のマネージャーの不在。