農暦二月廿八日。晩に炮台山の「自然や」。なんだかゆっくりカウンターで酒肴ってもしてゐないねぇ、とＺ嬢とかなり久々に此処。鮪の酒盗は絶品。鯛刺身と鯖の押し寿司、それだけ。酒田の「初孫」の純米酒四合。食事中にサッチャー元首相逝去、の速報は日経が一番早かつたかしら。たゞ「サッチャー前首相が死去、現地で報道」って「現地で」と付くと何だか情報が出にくい中国とか北朝鮮とか、を想像してしまつて。
▼晋三が「北朝鮮による弾道ミサイル発射に備えて破壊措置命令を出すことを決め」防衛相が７日、自衛隊に命令の由。ミサイル発射の予告がないまま出す異例の破壊措置命令。「不測の事態に備え、国民の安全確保に万全を期すように」と晋三。風が吹けば桶屋が儲かる、で北朝鮮の「不穏な動き」は晋三にとつては自衛隊の国防軍化、憲法改正には金正恩様々、で北に足を向けても眠れまい。
▼博鰲フォーラム開幕。日本が尖閣で本気で中国嫌ふなら自民党の元首相（福田二世）がこんな中国覇権狙ひの会議で理事長に祀られるのを何故に許せるのかしら。康夫さんは近習平に謁見し「我谨代表全体理事对您当选为国家主席表示祝贺」と宣つた由。まさにこれぢゃ東夷が朝見の如し。
▼香港の次期行政長官選出につき親中派元老の呉康民老人、梁愛詩刀自らが泛民主派の神経逆撫でする如く北京中央擁護の発言。香港での普選実現は理屈として正しいが現実に一党独裁国家の特別行政区として反中央政府の行政長官が選ばれたら現実には大変なことになるわけで、そも／＼基本法では1997年から香港が「香港明天更好」で親中保守の実力ある者が行政長官に選ばれる前提で10年後からの普選実施を謳つたもので（それが台無しになつた責任は北京中央にも大いにあるが）まさか、香港が返還から15年でこんなに政治的に不安定にならう、とは予想だにしてをらず、ならば現時点での普選実施は現実的に無理なのではなく避けた方が良い、とすらアタシは思ふ。さういふ意味で梁愛詩刀自の指摘
梁指出，提名委員會參照選舉委員會組成，目前尚未有具體的方案，就提出公民抗命是武斷，並強調無一個法律可以保證，泛民或任何人士都有足夠的提名去參選，不應把基本法與公約對立起來，製造矛盾。她說，「人權和民主是無一個終局的，無話最好，只有更好……有些人期望2017年的普選是十全十美，我覺得這個是無可能，首先走出第一步，一人一票選特首，有些不完滿的地方，可以繼續改進，不是說有了普選就停下來……民主不是一步登天，我們行得一步就是一步，盡量我們向前，但不等於無一個十全十美的方案時，就不能接受，寧願無改革都不作任何妥協。」
……これが「そこ／＼真っ当では？」と思へてしまふのはアタシが偏向＝転向してしまつたのかしら？
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