富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

アベノミクスを学ぶ日曜日

fookpaktsuen2013-01-27

農暦十二月十六日。午後まで自宅で休養……のつもりが朝からアベノミクスなるもの、実は経済は苦手で良くわかつてをらずビデオニュースドットコム眺め午後までお勉強。神保&宮台両先生も萱野稔人先生ですら経済は門外漢なくらゐだから。脱財務官僚で、情けない醜聞で世間に笑われたが数量経済学者としてコメントは最高に面白い高橋洋一サルでもわかるアベノミクス」、いつも怒り顔の浜矩子先生の「アベノミクスは浦島太郎の経済学だ」、インフレ目標2%は達成不可能と断言する野口悠紀雄、そして最後に晋三の経済指南役・浜田宏一先生まで4本。インフレ効果ばかり言はれ、まるで安倍景気で世の中ノーテンキにハッピーだが日銀が国債を買い取るといふことのリスク、2%と掲げることで2%に達するまで製品デフレ懸念も忘れ資産インフレのリスク無視、金融緩和はこれまでも続けてきて何故それが効果がないのか、根本的な日本の経常赤字体質の本質無視……経済音痴のアタシでも少しはアベノミクスなるご神託のイカサマがわかつたが晋三はありゃ真剣にこの政策を信じてゐる、裏も欲張った魂胆もないのは事実、「愛する国・日本を救ふ」だから(笑)。ただ予想外の収穫だつたのは、あの浜田大先生が実は単に「日銀はバカだ」の主張一点張りだったこと。自分の主張をもつと早く理解出来ていれば、の怨念と晩節に一つ花を添へてくれた晋三への恩義。午後遅くZ嬢と路線バスで香港島から彩虹。香港の舞踏の殿堂?牛池湾文娯中心で東邊舞蹈團 - E-Side Dance Companyの熱血 - A Will Of Fireなる若い舞踏青年たちの発表見る。路線バスで九龍城。いつものやうに食材購ひ今日は侯王道の東星餐庁にて洋食。若い料理人と若いスタッフで頑張ってゐる。啓徳空港跡地の空に十六夜の月を愛でる。