農暦十二月初三。実はもう四日後でこの日の記憶も朧げ。早晩に風呂屋で擦背してFCCのラウンジで書類整理。FCCの中華で写真家Ｋ嬢、京都Ｂ氏お誘ひして火鍋。智利のSanta Carolinaの白と赤を一本ずつ。Ｚ嬢も含め香港居住二十戴なので話題が旧い、旧い。
▼市民の娯楽重視の北朝鮮で昨日の労働新聞（ネット版）に掲載された「ローラースケート愉しむ平壌市民」（인민들의 웃음 꽃펴나는 로라스케트장、こちら）に写真偽造説（笑）。北朝鮮は人民の楽園！……のはずなのに、この写真に写る市民の影の向きが異なる。 金日成、正日、正恩……燦然と輝く太陽がたくさんありますからね、北朝鮮は。だから人の影もいろんな方向を向くのである。
▼「心のノート」復活 政権ごとに変わる教育……と都新聞（こちら、十二日）。晋三の自民党政権が民主党が仕分けで三億円の予算削減を復活と意気込むのは今更驚くことでないが文科省の財務課長は（その時々の政権下の）決められた予算内で行うしかない。もともと配布していたものを復活させるもので、道徳教育には欠かせない教材」と。「決められた予算内で行うしかない」のコメントは時の政権に盲従する阿Ｑ的小役人のやうだが「心のノート」は「道徳教育には欠かせない」というコメント部分で、この役人はじつは時の政権に従つてゐるのではなく、きちんと思想的に偏つた人材なのだ、とわかる。こんな思想的な官僚がゐることが「心のノート」で愛国心育ませやうとする自民党の政治家よりアタシにはもっと怖い。
