富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

筒井大人「聖痕」で鶴鳴

農暦五月廿七日。暑さ猛々し。昼ごろにメールに夥しい数の「fookpaktsuenさんについてTwitter上で言及がありました」のメール届き始める。またこの日剩の閲覧数は一時間に1,000回を越える記録的な、これまで経験したことのない集中豪雨がっ……(とNHKのNW9でカメラ目線のまま後ずさりしながら走って話す現場中継のアナ風)。すわ何事か、と思へば筒井康隆大人のTwitterで昨日の迂生日剩の記述が紹介されたためで五万人もfollowerがゐるから少なからず、の反響。で筒井大人の聖痕、第4回はその場面を

透明感のある優雅な悲鳴が空地の草いきれをつんざく。虫たちの周章狼狽が悲劇を停滞させることはなかった。(略)長く尾を引く疳高いさえずりのような声は、歌っているようでもあった。

と表現。思はず「鶴鳴」の語音がアタシの耳の奥に響く。
▼左の写真は武漢の酷暑に河で水泳の様子。それだけならべつに可笑しくもないが、浮き島に掛かるのは電線でそこには「高圧電危険」の五文字が(笑)。やっぱり中国って素敵。

「身近や身内にそういう患者がいない人は、気楽にこういう比喩をするものです。わたしはそういう患者を身内に抱える人の気持ちに思い至らない政治家であります、と触れ回っているようなもの。民主と自民、まさに目くそ鼻くそ、甲乙ならぬ丙丁つけがたし。」と新潟M氏。あんなお父さんもっているのにねぇ、石原幹事長。身内の不幸とは、まさにこれ。麻生太郎が米の価格で「アルツハイマーの人でもわかる」発言も問題になったが、これだって未曾有の首相に言われたらアルツハイマー患者にも失礼。アタシは個人的には脳死は死で第三者が生命維持だけすることには疑問なのだが。