富柏村日剩

香港で2000年02月24日から毎日綴り始めた日記ブログ 現在は身在日本

板長寿司の会員卡

fookpaktsuen2012-05-11

農暦四月二十日。たぶんダメだらう、と思つて銅鑼湾の香港紅十字の献血センターへ往くと、やはり、事前検査の看護婦が、これまでも高血圧でぎり/\と判断されてゐたが糖尿で定期的に服薬もしてゐるので献血は勧められない、と。さうした服薬で血が被輸血者によくないより輸血で血が大量に減ることであなたの健康上望ましくない、と。確かに。これまでもう五十回以上献血してくれてゐるのですから、もう十分に貢献してくれて、と謝辞。アタシは数ヶ月に一度、献血=抜血することで肩凝りなど癒されるのでそれが出来ないのが不満。本日、板長寿司の会員カードをばゲット。会員でも会計で7%オフ、で大した得点もないのだが下手な寿司屋より、少なくても日本料理全般といふ見世の寿司よりずつと美味なることは確かで、ふらっと寄つて寿司を数貫つまむ、といふ寿司本来の食べ方からすると板長寿司は十分に良いと思へる。帰宅してピーマンの肉詰め食べ豪州のVasse FelixのCab Sauv 08年飲む。岩波の『世界』は六月号がもう手許にあるのに未だ五月号の特集「教育に政治が介入するとき」読んでゐる。
▼先週のThe Economist誌の記事“Chen, China and America - The disputed story of a blind activist raises difficult questions for both superpowers”(こちら)よりの一節は

The dilemma is that although the party needs the law to govern, it cannot submit to the law without losing power and giving up privileges. At the moment the party still wants to have it both ways.

そうなのだ。とても明瞭。結局のところ中国問題は中共の党としての問題に尽きる。